【アナログジャケットギャラリー/ビー・ジーズ8。】 | 柴井 太朗の洋楽かれいどすこうぷ

【アナログジャケットギャラリー/ビー・ジーズ8。】

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〇『ひとりぼっちの夏(Wouldn't I Be Someone)』

『希望の夜明け』に続いてリリースされたナンバーである。

さて、ジャケットの左側に《来日記念盤》なる表記が入っていることにご注目願いたい。

CD時代になってからはこういった表記はタスキに入れられることが一般的になっている。

また敢えてこのように銘打たないこと自体も多くなっている。

ある意味時代を物語る証拠といっても構わなかったのではないだろうか。

ところで、原題には夏を意味する言葉は入っていないのだが、これはリリース時期に合わせて付けられた邦題だということはお気づきであろう。

ジャケットの柄はいささか使い回しの感があるのだが(笑)。

この曲はアレンジに名手ジミー・ハスケルを迎え、ドラマチックな仕上がりと少々気だるさを感じるギターの響きが印象的である。

なおこの曲は最終的にはその後のオリジナルアルバムには収録されず、どちらかと言えばレア曲扱いになっていることも付け加えておこう。

~続く