【銭ゲバの理由】・Ⅶ。 | 柴井 太朗の洋楽かれいどすこうぷ

【銭ゲバの理由】・Ⅶ。

単純ヲタが群れを成したがらない理由はいくつか考えられる。

まずは回りのファンは全て〈ライバル〉だと敵視する点である。

これはヲタの典型的特徴のひとつで、アーティストとのダイレクトばかりを重視するためである。

そのアーティストのバイオ的なファクターであれば、キャリアの長い他のファンに教えてもらったところで別に値打ちが下がるというわけではなかろう。

しかし単純ヲタの場合はアーティスト本人の答でないと納得しないのである。

ブログコメントを見てもそれはわかる。
他人のコメントにツッコミを入れるということをまず行わない。

あくまでもツッコミは善意が下敷きになっているということがわからないのである。
挙げ足取りのように解釈するので厄介なのだ。

チャリティに対してあきれるばかりの高値を付けるのもこれに起因する。

高値に対して、アーティスト本人から誉めてもらう以外のことは眼中にないのである。

我々から見ても、こんな連中とは仲良くしようとは思わないのである。

ひいては、単純ヲタがファンの主流を占めるというように誤解されるのにもつながる。

銭ゲバマネの洞察力は鋭い(笑)。

~続く