【イベント回顧⑯】・ⅩⅡ。 | 柴井 太朗の洋楽かれいどすこうぷ

【イベント回顧⑯】・ⅩⅡ。

楽屋口からは出演者が三々五々と出て来ていた。

それぞれが思い思いに家路に就いていくようである。

この楽屋口にもタクシーが数台乗り付けられている。
おそらくは関係者用だと思える。

10~15分くらい待ったかと思うが、女性アーティストがキャリーカートを引きずりながら姿を現した。

てっきり年上の女性アーティストと連れだって、と思っていたのだが、どうも新幹線の関係で一足先にタクシーで会場を後にしたようだ。

お世話係らしい大学関係者を伴っていた。

先ずは“頭髪の状態で呼ばれる男”らのグループが近寄っていく。
顔見知りなので女性アーティストも普通に会話を交していた。

続いて私設サイトの管理人が。

そして我々の番である。

新たなる同志は全く初めての出待ちであるので、私が話を切り出した。

この地でのライブが随分久々であることを話題にした。
女性アーティストも素直に反応してくれた。

程無く大学差し回しらしいワンボックスカーが横付けされ、女性アーティストはこれに乗り込んだ。

切り返しの際にもう一度手を振り見送った。

この後私は新たなる同志との友好を深めたのであった。

~この項・完