【イベント回顧⑮】・Ⅵ。 | 柴井 太朗の洋楽かれいどすこうぷ

【イベント回顧⑮】・Ⅵ。

所定の案内時刻になり、私は窓口へと赴いた。

窓口嬢の返事は「お取り出来ました」とのことだった(^^)。

早速料金を払い、席の位置を教えてもらう。

少し斜めになるが、ステージには割に近い。
但しパイプ椅子というのが玉に傷であった(笑)。

しかしぜいたくは言ってられない。
とにもかくにも、女性アーティストを探して、同じ空間を共有したい。
そう思ってロビーに足を踏み入れたのであった。

するとどうだろう、女性アーティストは入ってすぐのところで息子をあやしていた。

早速声を掛けた。

先方は意外、といった表情であったので私は前夜(元)ダンナに教えてもらった旨を話すと納得してもらえた。

息子はまだ物心ついたばかりで無邪気にあたりでじゃれていた。

一応私にもあいさつを返してくれたが、私が誰であるかなどわかるはずはなかった。

開演時刻が近づき、女性アーティストは「タバコすってくるね」と言い残して喫煙所に向かった。

見送って程無く、開演が近いので着席を促すアナウンスがあり、そのまま別れた。

終演後も会えればいいな、と思いつつ、本編に集中した私であった。

~続く