【イベント回顧⑮】・Ⅴ。 | 柴井 太朗の洋楽かれいどすこうぷ

【イベント回顧⑮】・Ⅴ。

(元)ダンナはこれに対して、今日は一日撮影なので来てないという返事だった。

しかしながら、明日は撮影が無いので一緒に来ると付け加えた。

この答は私と“頭髪の状態で呼ばれる男”に対照的な思いをもたらした。

“頭髪の状態で呼ばれる男”は前述したが如く、出張名目でやって来ている。

平日ならば、なんとかかんとか理由を付けて延長もできるわけなのだが、この日はあいにくと(笑)金曜日であった。
いくら何でも延長するわけにはいかない。

ヤツは今夜の夜行で帰社して会社に報告書を出しておかねばならず、女性アーティストに会うことが不可能になった。

一方の私はと言えば、ちょうど公休に当たっていた。
ラッキーである。

この後後ろ髪引かれる思いで帰京する“頭髪の状態で呼ばれる男”を見送り、明日に備えた。

さて当日、チケットはキャンセル待ち状態だと窓口で告げられた。

指定時刻になって空席があるようなら案内するとのこと。
私はキャンセル待ち用紙に記入して窓口に提出し、指定時刻を待ったのであった。

~続く