【イベント回顧⑩】・ⅩⅤ。

それまでツーショットを幾度か経験していた私であったが、今回ばかりは緊張感が違った。

というのも、これまでのファンクラブイベントは二日にライブとトークイベントが振り分けられていた。
だから女性アーティストの服装もステージ衣装とカジュアルな私服に分かれ、ツーショットの時はいつも後者になっていたためである。

今回のステージ衣装は両肩を出した露出度の割合高いもの。
しかもライブ直後なので臭いも違う(笑)。

もちろん互いにテンションもハイなままである。

しかし以前のように横に立っただけでドキドキ、というレベルはとっくに卒業していたのである程度リラックスして臨めた。

私は席順の関係で割合早く順番が回ってきた。
ポラなので即お持ち帰りである。

現在では携帯の画像フォルダに収録してあるが、これまでのツーショットの中でもベストショットであると今でも感じるほどだ(笑)。

全員のツーショット終了までは一時間以上を要した。

我々の他にも出待ち組がおり、「近所からの苦情のため」退散を命じられたのもいい想い出になっている(苦笑)。

結局女性アーティストはこの年の暮れに事務所を離れている。

～この項・完