【イベント回顧⑩】・Ⅷ。 | 柴井 太朗の洋楽かれいどすこうぷ

【イベント回顧⑩】・Ⅷ。

さて、この頃女性アーティストは以前にも触れた某大手劇団のロングランミュージカルのオーディションを受検していた。

もし合格なら、事務所経由の仕事は全く受けられないことになる。

結果論になってしまうが、女性アーティスト自身はかなりハラをくくっていたようである。

レコーディングした音源がオクラ入りしたままだという話を以前記したが、事務所との関係はやはり良好にはほど遠いらしかった。

しかしながらあからさまに今回がファイナルという表現の仕方はできないのであった。

様々な思惑が飛び交う中、申込みは締め切られた。

一応満員の場合は抽選も有り得ると断ってはいたが、どうも全員当選となったようである。

開催曜日は土曜日であったために集客度もアップしたようである。

やがて招待状が送付されてきた。費用は事前に振り込み済みであった。

前半にトークイベント、後半がライブという二部構成ということだ。

交通手段の手配はこれを待って行い、宿は当時まだ関係が良好であった【唯我独尊軍団】メンバーが何なら、と自宅に泊まりますかと勧めてくれたのでそれに甘えることにした。

~続く