【イベント回顧⑨】・Ⅸ。
ラジオの聴き方というものは人様々であるが、その番組内容によってもかなり違うものである。
この番組は年配者向けで、いわばBGM代わりに聴かれているような部分も多い。
したがって、我々アーティストファンが聴くスタンスと基本的に温度差があるわけだ。
つまりは、こういうイベントで出待ちする者は稀であるということになる。
ライバルはいないわけだ(笑)。
楽屋代わりのテントの方に近付いた我々であった。
まだ番組としては歴史が浅く、出演者とスタッフのそれもまだまだである。
この当時は完全フリーでマネジャーも付いていなかった。
一通り会話が終わってから、出演者たちは待たせてあったタクシーの方へ向かった。
我々はその時を見計らって女性アーティストに声を掛けた。
安心した様子で我々のねぎらいに応えてくれた。
タクシーに乗り込むのを見届け、我々は駅に向かって歩こうと踵を返した。
すると見慣れた顔が近寄ってきた。
ヤツは中立派の“流浪の民”と私が勝手に名付けた人物である。
何故かというと、会う度毎に居住地が違うからである(笑)。
仕事(IT)の具合らしいが。
ヤツを加えて計五人で駅に向かった。
~続く
この番組は年配者向けで、いわばBGM代わりに聴かれているような部分も多い。
したがって、我々アーティストファンが聴くスタンスと基本的に温度差があるわけだ。
つまりは、こういうイベントで出待ちする者は稀であるということになる。
ライバルはいないわけだ(笑)。
楽屋代わりのテントの方に近付いた我々であった。
まだ番組としては歴史が浅く、出演者とスタッフのそれもまだまだである。
この当時は完全フリーでマネジャーも付いていなかった。
一通り会話が終わってから、出演者たちは待たせてあったタクシーの方へ向かった。
我々はその時を見計らって女性アーティストに声を掛けた。
安心した様子で我々のねぎらいに応えてくれた。
タクシーに乗り込むのを見届け、我々は駅に向かって歩こうと踵を返した。
すると見慣れた顔が近寄ってきた。
ヤツは中立派の“流浪の民”と私が勝手に名付けた人物である。
何故かというと、会う度毎に居住地が違うからである(笑)。
仕事(IT)の具合らしいが。
ヤツを加えて計五人で駅に向かった。
~続く