【イベント回顧④】・Ⅳ。 | 柴井 太朗の洋楽かれいどすこうぷ

【イベント回顧④】・Ⅳ。

当時の私の配属先は閑静な住宅街の中であった。
土曜の夜お決まりの暴走族も無縁である。
従って極端な出来事も起ころうわけもなく、定例業務をこなしてさえいればよかったのである。

その日も何事もなく朝を迎えた。
交替勤務者に申し送る事項も郵便物や荷物の件くらいであった。

上がりの時刻が来ると管理センターに電話して退出する。

さてそこからは一目散にバス停へ。予定のバスはまだ来ていない。

程無くバスが現れ乗り込む。

標準運行で在来線の駅着。
そしてこれも予定通りの便に乗る。

新幹線乗換え駅に着くと、トイレに駆け込む。
別にスッキリしようというわけではなく(笑)、着替えのためである。

やはり現場にはスーツで行くわけで、その時のいでたちもそうだった。

予めラフな衣装を併せて持ってきており、新幹線の車中ではくつろぎたい。もちろんイベント中もだ。

スーツはコインロッカーに収める。

今回東京泊も考えたが、イベントは夕方に終わるので遅めの新幹線もつかまえられるために日帰りとした。
コインロッカーも当日中なら追加料金も発生しないのでこれでよしとした。

チケットを引き換え、ホームに上がった。

~続く