【カバー】。 | 柴井 太朗の洋楽かれいどすこうぷ

【カバー】。

一頃はカバーと言えば洋楽であったが、近年はJ‐POPアーティストが盛んに行っている。
但しこれは必ずしも原曲に乗っかってというわけではなく、ある意味のセールスアップに有効なやり方であるとも言えるのだ。

大体はそのアーティストが影響を受けたとか、あるいは愛唱歌であったりとかで選曲をしている。
現在のCDセールスのカギを握っているのはいわゆる【アラフォー】と呼ばれる年齢層である。購買という手段に何ら抵抗を感じないからだ。
その楽曲は知ってる、またアーティストも知らないわけではない、なれば買ってみよう、となるわけだ。

結果として、同じ楽曲を複数アーティストで聴くことになるわけだ。私もその年代ではあるが、いささか食傷気味のため、この手のアルバムは一枚も買ったことはない。

【カバー】とは私に言わせれば「原曲の魅力」+「アーティストの力量」だと思う。
ただ、どちらかのファクターが大きくなり過ぎてもいけない。バランスが大切だと言えるのだ。

さて、この女性アーティストにもヲタファンからのオファーが相次いでいる。
おそらく「売れる」と思っているのだろうが、私は否定的である。

次項にてそれを展開します。

~続く