亜鉛は薄毛、若はげに効果があるのか？
まず答えを言うと、あります。
かなり関係しています。
そして、それだけでなく様々な効果が期待できます。
まず、亜鉛とはどういった栄養素なのか。
亜鉛は体内の2000種類以上ある酵素の300種類以上に関係しています。
そして、たんぱく質を皮膚、毛髪、爪、筋肉、骨、臓器などに変える働きがあります。
また、アルコールの分解、抗酸化、免疫活性化などの効果もあります。
重要なのはもちろん、たんぱく質を毛髪に変えるというところです。
また、毛髪はケラチンというたんぱく質で構成されています。
亜鉛にはそのケラチンの生成を助ける効果もあります。
また、ホルモンバランスを整え、乱れたヘアサイクルを戻してくれるという効果もあります。
他には、味覚改善、精力増強、有害物質の排出、肌の改善、妊娠への効果などもあります。
若はげ、薄毛の話に戻すと、亜鉛が足りていれば育毛が期待でき、不足していれば逆に抜け毛を促進させてしまうということになります。
つまり、効果大です。
しかし、困ったことに亜鉛は体内に貯蔵することができません。
70kgの人間一人当たり約2.5gの亜鉛が体内に存在していますが、それを習慣的に摂取する必要があります。
食事で摂取することも可能です。
詳しい食事法の書いた記事はこちらから
しかし、習慣的に亜鉛を多く含んだ食材を摂り続けるのは難しいものがあります。
やはり、サプリメントが有効でしょう。
しかし、知っておく必要があるのは、この亜鉛には、摂取限度量があり、それを超えると逆に人体に悪影響を及ぼすということです。
日本が設定した亜鉛の所要量は男性なら一日12mg、女性なら一日9mgです。
30mgまでなら、健康的に摂れます。
しかし、それを超えて習慣的に摂取すると、
体内の銅の吸収を阻害し、疲れ、貧血、さらに免疫力ダウンなどの悪影響を及ぼします。
しかし、逆を言えば、摂取量を守れば、確実に効果が得られるということですので、そう言った面でも摂取量をコントロールできるサプリメントは有効です。
また、亜鉛を摂る際は、ビタミンC、クエン酸を同時に摂ることをオススメします。
クエン酸には、亜鉛を包み込み、より吸収しやすい形状に変えるキレート効果というものがあります。そして、ビタミンCにもそう言った効果があり、さらにクエン酸のキレート効果を助ける働きもします。
若はげ、薄毛に悩む男性、女性もその原因は単純な栄養不足かもしれません。
普段の食生活では補いきれないこの亜鉛、ビタミンC、クエン酸を習慣的にとってみてから、若はげ、薄毛について考えてみてはどうでしょうか。
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