あくまで一例ですが

我が家の私有地に無断駐車・迷惑駐車をされ続けた時に

有効だった手段を書いてみます。

 

 

  迷惑駐車・無断駐車をされた時の状況

 

対象者曰く、路上駐車すると違反切符を切られるのが嫌という理由で

口頭で何度注意しても「自分の用事が済むまで停めさせてもらう」の一点張り。

 

 

 

  警察に相談(1回目)

 

民事不介入を理由に取り合ってもらえず。

 

 

 

  状況の整理

 

民事不介入の理由を考えます。

 

第三者の警察から見て、そこに駐車している車両の所有者と

土地の所有者の関係は分かりません。

もしかしたら知り合い同士で許可を得て駐車したのに

気が変わって(嫌がらせ等含む)

 

『無断駐車してるので取り締まってください!』

 

と、通報している可能性もあるわけです。

その場合文字通り「当事者同士で解決してください(民事不介入)」

となってしまいます。

 

 

 

  対策

 

第三者でも「私有地に勝手に駐車している」と分かる状況に整えます。

具体的にはよく見える場所に

 

『許可を得た者以外の駐車を禁ず』

 

の看板を設置。

あまりお金を掛けたくなかったので印刷物をラミネート加工して

カーポートの柱に括りつけました。

 

よく見かける「関係者以外の駐車を禁ず」より駐車できる車両を限定した文言です。

理由は迷惑駐車をする者に言い訳する余地を出来る限り与えないため。

 

 

 

  警察に相談(2回目)

 

上記の対策をした後、再度警察に相談したところ

 

「それでも無断駐車されたら日時・車種・ナンバー・どのような場所に

駐車したかなど分かる状態の写真か動画を撮っておいて下さい」

 

と言ってもらえました。

具体的にはスマートフォンでの写真や動画、防犯カメラがあればその映像。

 

良い意味でも悪い意味でもお役所仕事。

書類が整わなければ仕事は出来ないし、整ってしまえばちゃんと動いてもらえます。

 

 

 

  結果

 

その看板を設置後は無断駐車・迷惑駐車はなくなりました。

 

実はその迷惑駐車をしていたのは一人ではなく

アレやソレの訪問・勧誘系の組織の人間たちでして

どこまでの迷惑行為ならセーフ、どこからはアウトを分かってやっていたようです。

 

 

 

  その他(雑記)

 

無断駐車・迷惑駐車には色んなパターンがあるでしょう。

警察も人間が対応している限り多少の差異はありそうですが

あまりにも迷惑行為が続くなら対策の余地はあると思います。

 

ちなみにこの対策をする以前に多少調べた結果、

効果が薄かったりなかったと言われているものをご紹介します。

 

 

「無断駐車を発見した場合〇〇万円を罰金として申し受けます」

支払いをゴネられた場合は裁判で決着。

最終的には相場(時間割、日割)の駐車料金しか徴収できない。

これですと個人で無法者に立ち向かうには現実的ではなさそうです。

 

 

 

  最後に

 

我が家の場合は相手の素性が分かっていたのと

無断駐車を続けられると自分が私有地に度々駐車できなくなる

大変迷惑な状況でしたので対策に打って出ました。

しかしこうした迷惑行為をする輩ですと

注意されて渋々でも次から自重してくれるなら上出来。

逆切れされて更なる受難という可能性も否定出来ません。

腹立たしい限りではありますがあくまで慎重に、相手に隙を与えず

どうぞご安全に。