千葉県富津市鶴岡にある、古船浅間神社にやってきました。

『こせん あさま』ではなく、

『こせ せんげん』と読みます。


車やバイクで行くには非常に楽で、国道127号線を木更津方向から館山方面へ真っ直ぐに流していくと、富津中央ICを過ぎたすぐの所にあります。

この御神水ののぼりと、駐車場の看板が目立っているので、すぐに分かる筈です。


かずさ地区でお水が美味しい、というのは久留里が有名ですが…こんな国道沿いに、名水があるとは知りませんでした。


お水を頂く際に使えるよう、代車まで用意されていました。

至れり尽くせり、ですね。

こういうまぁるい気持ちが、地域に愛される理由の一つなのでしょう。


こちらが、古船浅間神社の鳥居です。

何度もテレビ等でも紹介されているだけあり、豊かな自然の中にあっても、手入れの行き届いた綺麗な佇まいです。


個人的に…

観光地化した場所のように、人の手が入ることによって、自然や風情…昔からの姿を壊してしまうのは有り得ないことだと思っています。

しかし、ここの神社のように、共存…残す為に人の手を加える、手を加えさせて頂く…というような距離感は、素晴らしく、素敵だと思いました。





鳥居をくぐった先にある、御神水を頂ける場所です。

ここは元々、参拝される方々のお手水として汲み上げていた井戸水だそうです。



ですので、現在は裏手に御神水を頂く為の蛇口の水道が用意されています。


ちなみに、こちらは水質検査を実施されており、水質基準に適合しています。

ですので安心して飲める、綺麗なお水だと水道法によるお墨付きです。



さて。

お手水場と、水汲み場を過ぎるとすぐに、立派な御神木と階段があります。

こちらのイチョウの木は、どちらも樹齢300年以上だそうで。


向かって右手側の御神木。


こちらが左手側の御神木。


300年前…江戸時代ですね。

僕等…人の一生よりも遥かに長い間、雨風に耐え…

ずっとこの地の人々の暮らしや、風景の変遷を見守ってきたんですね。

自然と頭が下がる思いです。


さて、それでは参拝をさせて頂きますか。

ここ、古船浅間神社は、
木花開耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)
が祀られているとされています。
木花とは、桜の花のことで、大変お美しい神様として有名です。
そこで、天照大神の孫である瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)に見初められ、結婚しました。
その為、コノハナサクヤは縁結びの神様として人気を集めています。

階段の上に見えるのが、コノハナサクヤさまのいる拝殿でしょう。


階段の途中に御神灯が。

それぞれ『天下泰平』『立穀成就』と刻まれています。


階段を登り切ると、二匹の狛犬が。

汚れてはいませんが、過度に綺麗な訳ではなく、丁度良いバランスの、苔むした姿を見せてくれました。

このバランスの取り方が、とても素敵な神社ですね。

とても立派な拝殿が正面にあります。

大きく立派で、階段からも距離がないので、中々画角に収まりません。


この拝殿前の石段は、この白石さんが奉納されたようですね。

白石さんと、記念撮影。笑

拝殿から左手側へ回ると、後ろに本殿があります。

こちらも非常に立派で、綺麗な姿を見せてくれます。

立派過ぎて、少し驚いてしまった程です。

こんな国道沿いで、車がビュンビュン走るすぐ横に、まさかこんな綺麗で立派な…と。

これも、コノハナサクヤさまのお美しさから…なのでしょうか?

そして、本殿の後ろへ回った所に…


ん?

こ、これは…!!

見猿、聞か猿、言わ猿!!

日光の東照宮が有名ですが、こんな所で三猿…

神猿(まさる)に出会えるとは思いませんでした。

ここを訪れた際には、浅学な僕には、どんなご縁があってここにいるのか分かりませんでしたが…

『浅間神社』という名の通り、富士山を信仰する神社ですので、申の日が、富士山の縁日であったことから、名前で気が付くべきでしたね。

残念ながら、この浅間神社から富士山は拝めませんでしたが…

三猿の横には、山神様を祀る小さな石碑が5つありました。

心ばかりですが、お賽銭を入れさせて頂きました。

そのまま本殿を回るカタチで、道なりに歩いていると社務所が。

どうやら、神主さんは常駐していないようでした。

色々と、お話を伺いたかったので、残念ですが仕方ありません。


と、ここで道中、ずっとお手洗いに行きたかった僕は、拝殿にお手洗いがあることに気が付きました。

ありがたや〜。

とても綺麗で、女性やお子さまも、安心して使えますね。

すると、そこに…

雑学帳…?


この神社や、コノハナサクヤさまの雑学を知れるかと思い、中を開くと…

ちぃかわさん…?

や、山梨から自転車で…!?

体力お化けも参拝する神社が、こちらです。


どうやら、参拝された方々が、思い思いに感謝や言葉を綴る日記帳…いえ、雑記帳のようでした。


折角なので、僕もコノハナサクヤさまや神主さんへの感謝を込めて、しぃとの連名で、一言だけ書かせて頂きました。

そして、お手洗いのすぐ横に、何やら参道のようなモノが。

先が見えませんが、折角なので行ってみることに。


舗設されていない森の中を歩くと、鳥居があります。


こちらの祠は、恐らく本殿の神様とは違う、山そのもの…土地を守るお稲荷さんや、山の神、水神を祀るモノでしょう。

こちらにもご挨拶を済ませ、少し進むと…


右手に赤い鳥居、左手には石色の鳥居が見えます。


まずは右手側の赤い鳥居へ。



続いて、左手側の鳥居へ。

こちらも忘れずにご挨拶をして、戻ります。


写真でこう見ると、中々の勾配で、距離もあるように思えますが、実際に歩いてみると足場も悪くなく、疲れることもなく、ゆったり歩けます。

雨上がりには注意が必要かも知れませんが。


帰り道の拝殿前の狛犬の後ろ姿。

可愛い…笑(犬好き)

おや?

地元の近所の方でしょうか。

鳥居の前に車を停めています。

恐らく、御神水を頂きに来たのでしょう。

まぁ…確かに、交通の邪魔にはならない所ですが…

きっと、神様は見ています。

皆さんはちゃんと、すぐ近くにある駐車場に停めてくださいね。

来た時は気が付きませんでしたが、鳥居を出た所に桜の木がありました。

コノハナサクヤさまのお名前に由来する木です。


勝手にサクヤちゃんと名付けて、バイバイ、と帰ってきたのは、内緒です笑