更新がまさかの一週間遅れてしまいすいませんでした!
理由は後ほどの日記で。
それではお見苦しいですが、「Subject!~少女と課題と日常と~」第二話A Part1/2(都合上により)
スタートです。
Subject!~少女と課題と日常と~」第二話 A part1/2
第二話「天才と無邪気とトラブルメーカー」
私がこの「文野荘」に引っ越してきて、早一週間。
「・・・・・・・」
未だになって荷物が片付かない。確かに家を出る前はかばん三つ分くらいしかなかった。どうして? なんでだろう?
「・・・・・・はっ!」
そうだ! 引っ越してきてからセンパイや隣の同級生(?)の子からたくさんもらったんだ!
そう心の中で呟いているのは、最近になってこの「文野荘」の203号室に引っ越してきた少女、後藤 葉月。
彼女は私立井月高校入学予定生で現在、淡々と積み上がった段ボールの山とにらっめっ
こしつつ、今日の夕ご飯はどうしようと考えている。・・・・・どうしようかなぁ。
「・・・・・・よし! 本腰入れて、取り組むかなぁ。」
と言いつつも何処から手をつければいい物か・・・・。でも食材は後々に必要となる物であるし。ここは慎重にしなくてはならない。
なんせ・・・・
「中にはガラス類があった記憶が・・・」
そう、家を出てくる前に食器や箸などは入っていなかった、いや入れなかった。
物が嵩張るし、こっちに来てすぐさまに買えばよいものだったし。
まぁ、これもまた同級生(?)の子から貰ったものであるが・・・・・
「となると、ジェンガみたいに順々に取っていけば、後々に辿り着くかなぁ?」
さぁ、ゲームスタート! 真ん中あたりにあった段ボールを一つ、取り出した。
「ええーと、おっ! ガラス製品~!」
一番厄介で一番恐怖モノの品が最初に出てくれてよかったと葉月は思った。
そして、休むこともなく次の段ボールへと取りかかる事にした。
「おお~。アルバム~♪」
思い出の品なので持って行きなさいと母親がいって渡してくれた品である。こう見ると
昔の私は身長が一番低くてなにかとからかわれた思い出がある。今では近所の中では
高い方になったのでからかわれなくなったけど。
「・・・・うぉっ! こんなことしている場合じゃなかった!」
ついアルバムに夢中になってしまっていて本来の作業を忘れかけるところだった。
早く作業しないと夕ご飯作る時間が無くなってしまう。
そう悟った葉月はアルバムを布団の隣にある本棚にしまい、次の段ボールに向かって手を伸ばした。
その刹那。
「・・・っ!」
「(あれっ、もしかして・・・・・・・足、しびれた?)
「うおっ!?」
足が痺れてしまった所為か足は言う事を聞かず、目の前にある段ボールの山に体がゆらゆらと進む。
と、その瞬間。
――――ズドドドォーン――――
「っ、痛てて・・・」
盛大に段ボールに突っ込んでしまった。盛大に。
「あっちゃー。盛大に散らかしちゃった・・・」
周りには段ボールに入っていたと思われるレトルト食品、缶詰、毛布に、折りたたみ傘、その他もろもろ。
すべて床に散らばってしまった。
―――ダダダダダッ!!!――
―――ガチャ
と、廊下を全速力で走り抜けて暴風で飛びそうになる傘のごとくに玄関のドアが開け放たれ、一人の少女がとびこんできた。
「っはぁ、は、葉月ちゃん! 大丈夫!?」