Subject!~少女と課題と日常と~第一話改良Ver です。
ちょっとだけ変わっている所をお楽しみください!
Subject!~少女と課題と日常と~
第一話「少女と出会いと始まりと」 A.Part
「今の時代、パソコンくらい動かせるようになりなさい」
私の母親が東京に行こうとした時に放った一言だ。
・・・と、同時に最新型のノートパソコンも渡されたっけ・・。
「最近の流行とかニュースとか、そう言った情報も、このご時世使うようになるからね。」
此方は二つ上の姉の言葉。
・・・と、同時にポケットから新型(と、思われる)の携帯 電話らしき物を取り出して、私の掌に乗せた。
「何か分からないことが遭ったら僕にも相談してね。」
此方はと言うと私に一つ下の弟の言葉。弟は何も渡してこない。嬉しいような悲しいような・・
私は、家族の言葉を聞き流しながら相槌を打ち、自分の家を背に駅の方向へ向かった。
「ううーう・・・」
軽く涙目になった。確かに情報とか最近の流行とか電子機器に疎いけど・・・
「(そんなに言われなくも・・・)」
私は、電子機器の扱い方や最近の情報、流行に疎い。それは誰に言われずとも自分が一番理解している。
だがしかし、勉強と違って興味の無い物はどうしても覚えられない。
これは誰だってそうだ。父だって、母だって、大学に行った兄だって、姉だって、弟だって友達だってみーーんなそうなハズ。
しかし、私の場合は・・・・
『勉強と同じ要領でやってみればすぐに覚えられるのにねぇ。
と言うよりも今の時代の子はこっちのほうが詳しい筈なのに・・。どうしてこの子は。』
なんだかすごい言いぐされを言われた覚えがある。
「でも、そういうのって、お姉ちゃんやお母さんの言う通りに必要になるしなぁ」
そう思うと何時かは絶対しなければならないんだよなぁ、そんな事を思って一枚の紙を取り出した。
―私立井月高等学校部活動一覧表―
運動系
野球部、サッカー部、バスケットボール部、etc….
「(う~ん。運動系は“むさい”だけど興味ないしなぁ。)」
ちなみに“むさい”とは私の作った自語である。無駄な才能だから“むさい”
「(文化系の部活動は・・・っと)」
文化系
吹奏楽部、文芸部、放送部、園芸部…etc…
「(吹奏楽・・・は、楽器ないし。文才は無いし。放送・・・声に自信ない。園芸部は問題外だし・・)」
と、ペラペラといくつかページを捲っていくと一つのページに自然と指が掛った。
―学園情報部 部員募集中!!!
パソコンや新聞、情報系の事に興味のある子大歓迎!!
それ以外の人も歓迎!初心者はもっと歓迎!
興味があったらこちらまで!↓
新校舎棟2階 渡り廊下「学園情報室」
ものすごいインパクトがあった。というよりも驚愕した方がしっくりくる。
「ここまでびっくりマーク使う部活・・ここだけだよ・・」
他のページをペラペラ捲ってみても何処にも見当たらない。
ここまでびっくりマークをつけたいかという事はスルーをしておいて・・・
「情報とパソコンに・・興味のある人・・・」
It me。
初心者でも大歓迎って書いてあるし、第一になんか面白そうだ。
小一時間で結論を出し、携帯で母親に電話し、一つの意思を告げる事に。
もしもし、お母さん。・・・うん、あ、忘れ物とかじゃないよ。うん。そうじゃなくてね。」
そして、大声で、周りに聞こえるくらいだったと思う。そんな声で、こう告げた。
「私! 学園環境部って言う情報とかパソコンとか使う部活動に入部する。うん! 決めたから!」