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三晩「だから正当防衛っつってんだろうが!!」
前回のあらすじ
「前回のあらすじもなんも俺が説明しただけだろ。」
最初は眩しいとしか思わなかった。
次にやたらと目が見えにくいと思った。
それで、「ああ、閃光弾みたいなやつか」と理解した。
別に熱風とかそういうのはなかったから俺を殺るのがメインじゃないんだなってわかったから、とりあえず相手を捕まえようと思った。
要するに正統防衛だからそんな目で見んなよ。部屋の惨状見れば分かるだろ。え、じゃあ犯人はって言われてもなんかよく分かんねーけどあのちっちゃいガキがどっか連れてったとか言ってたけど…。あーもー!しつけーな!あんたら国設警務庁魔法科は !!いい!?これよく見て?俺は一応国立魔法学校通ってんの!そんなことするわけねぇだろうが!!…ったく、どこ通ってんのかわかった瞬間態度変えやがって。だから役人は嫌なんだ…。
で、お前あいつどうしたんだよ。
「え、…『目』でランダム転送しちゃったからわかんない……。」
はあ?まあいいや。とりあえず怪我ねえな?ならいい。
あの時俺らの前になんか転がって光ったと思ったら、あいつがどっか行こうとするのがちらっと見えた。そんで、なんか閃光弾とは違う光が見えたと思ったら犯人的なやつは消えてたんだよ。で、俺が発動しようとしてた魔法が自動発射されて部屋が半壊…そして警務庁、ケイサツだったか?そっちじゃ。のお世話になって、尋問されてたと。いま開放されたけど…家直すのめんどくせぇなー。まあ、10分くらいでなおんだけどな。
「おい、お前結局なんなんだよ。」
「だからー、星の守人だってー。」
「だから、そうじゃなくて名前だよ、名前。」
あー…まあ、今のは俺の聞き方も悪かったか。
「うーん………、」
「なんだよ。」
「僕ねー、名前ないんだよね…。」
あー……まあ、名前ないなんてのも家ないのと一緒で良くある話だけど…。
「ねえと呼びづれぇな……。じゃあ、今決めろ。めんどくセぇ…。」
「…え、ええー。……決めろって言われて決まるもんじゃないよー。」
まあ、そりゃそうか。
うーん……。
「じゃ、星芽な。星に木の芽の芽。」
「え、なんで…?」
「なんとなく。意味はねぇよ。」
んじゃ、とりあえず…。
「おい、星芽。風呂いくぞ。」
「え、家はいいの?イーんだよ10分くらいでどうせなおんだから。」
ほら、いくぞ。そういう意味で、深い意味は無しに俺は星芽の頭を撫でた…ら。
「………。」
……?なんか変な顔してる。
後なんか違和感があった…けどそんときの俺は違和感に気づくことなく風呂屋への道を急いだ。
「後で服屋にも行くぞ。」
「え、なんで?」
「お前の格好が暑苦しいからだよ…!」
