飲食店さんでは、人手不足により休業せざるを得ないとか、身内を借り出して急場をしのいでいるとか、なにかと大変な状況が続いている。

 

ところが、当店は、次々とアルバイトの問い合わせが続き、現在、8人ものアルバイトの登録者がいる。

8人シフトを組んで、ローテーションしているが、せいぜい、その日のお店に入れるのは1人である。

 

ということは、順番考えても、さほど、バイトは入れないし、稼げない。

 

それでも登録はしてくれていて、手伝ってくれている。

 

従って、今のところ人手不足とは無関係の嬉しい状況である。

 

なぜかというと、

バイトの子の住まいは皆近く、お店の近所に住んでいる。

バイトの子と話をすると、家から通える近くのバイト先が

「なんたって理想!」

「楽!移動タイへ―ン!」

という声が多い。

 

だれだって通うのが近くの方がいいに決まっている。

お酒を飲むに行くのだって歩いて行ける方がいい。

 

近所である理由以外に、さらに輪をかけているのが、バイトできる飲食店が、地域で唯一であるから、というのがバイトさんが集まる原因かと思っている。

なんとももどかしい原因ではある。

 

つまり、競合する飲食店が皆無なので、誰しもが、自然と当店に目がいき、当店で働く事につながっている。

 

お店に来てくれているお客さんの心理も、同じかと思う。

近くに飲むところが他に無い、ここしかないので来ている!というのと。

 

人手不足解消の手立ては、競合のない環境に身を置くことなのかな。

しかし、競合のないところは、辺鄙な山奥とかの過疎地以外、なかなか無いけどね。

 

当店は郊外の団地ではあるが、山奥まではいかない

本当つくづく珍しいと思う、競合がないというか他にお店が無い場所というのは!