あんたは「空海」かぁ?…というご老人が多すぎ
「弱ったときは肉だよな…」
コロナ禍による受診控えが終わり、最近は筋肉が落ちて、脚は浮腫み、歩けない…という主訴で来院される方が多い。いわゆる「フレイル」というヤツですね。浮腫が酷くなくとも、筋肉が落ちると症状的には脚が「むくむ」とおっしゃって来られるのである。
そういう方に共通するのは、とにかく食が減っている。以前は糖質は食べているけれど、たんぱく質不足で肥満、脂肪肝というパターンだったのだが、今はたんぱく質、糖質とも摂取量が減っているのだ。
不食を実践?
いえいえ、そうではなくて、食が減っている。
「隣のおばあちゃん最近ご飯食べなくなったってさ」と聞いたら、あの人もそろそろ…。というのが、やはり常識的な考え方と思われるが、自分のことだとそうはいかないのである。
おおおお、この人も「空海」か?
と一瞬思うのだが、修行をしていない方は永遠の修行モードではなく、天国直行モード…。
それを引き留めるのは????
結局、食べること(笑)。
そんなの誰でも言えるじゃん。
という病状説明を日々繰り返す院長なのでした。
夏休みというwonderlandはどこへ消えたのか?
お盆を越えると寂しくなる…そんな感覚はまだ生きてる
最近は10月の半ばまで暑い夏が続く年が多かったが、今年はちょっと違っている。夜や朝方は肌寒い…。こんな感覚は久しぶりの気がしている。
高校や大学の頃、夏休みは本当にwonderlandだった。そして、お盆を過ぎて夜少し涼しくなるとsentimentalな感覚になっていた。多感な年頃だったのだろう(笑)。永遠に夏休みが続く感じの無敵感、あれはなんだったんだろう?
昔は新潟まつりが8月20日過ぎだったから、そこからは宿題との死闘が始まるわけであるが…。
ドンとなった花火が綺麗だな…
お祭り好き(笑)だったのが今は昔話のようだ。
この歳になると、どこを探してもあの夏のwonderlandは存在しない…。
「アオハル」かぁ。
masked 看板娘(笑)
マスクは苦手…(笑)
まだ、コロナの影響でマスクをして接客している業種が多い。人の表情が見えないというのは、やっぱりある種のストレスなのかもしれない。
「看板娘」
そんな言葉もあったなぁ…、と朝、タリーズでコーヒーを買いながら思った(笑)。確かに、何気なく見ていた人の顔が実は重要!それは「おっさん」だからではなく、一般的なコミュニケーションの上でということだ。
マスクをしていると、やはり表情の変化がわかりずらい。日常の診療で病状説明をしていても、微妙な表情の変化で話し方を変えたり、繰り返して話したりするものである。
病院勤めをしている頃は、ほとんどの時間を手術室で過ごすので、マスクをした顔が人を認知するデータだった気がする。むしろ、口元がオープンになると「誰?」という感じ…。この場合は、脳でデータ補完されているだろうから、それと現実との違和感(笑)。
目元で勝負するという前向きな方も多いだろうし、それの方が良いという方もいるだろう。でも、やっぱり人と人はマスクをつけて接するものではないのではないだろうか?
朝方、めっきり涼しくなって、マスクを外す最大のチャンスを逃した感があるが、やがて外す日はくるのだろう…。
non-maskの看板娘に会える日も近いか…
やっぱ、おじさんか?(笑)