Hænnie 's 
 や    
香   
  ぐ 格 crochet
 り 
Shangri-la  
 
なつかしかわいい
 🩵 



 



皆さまこんにちは。
GRADIAデザイナーはにぃです。

わたくしのブログにお立ち寄りくださいまして
ありがとうございます。


今日は〜
かぎ針編み、クロッシェに纏わるわたくしのことを書きました。






わたくし、幼い頃からクロッシェに興味があってね、
時折 小さなドイリーを編みましたの。

大きな作品を完成したことはないのです。
そうね、学生時代、ノートの余白にちょっと落書きしたことがありますでしょ?

あの感覚ですね。笑

ミシン糸でも、レース糸でも、糸なら何でもいいの。

編むことで、一本の糸から形が出来ることに魅力を感じるので、
かぎ針と糸があれば、レシピが無くてもサクサク編んで楽しんでしまうのです。



とても幼いころに、自身の頭の中で想像して、フリルが付いたハート型を編み出したりしたんだけど、

今から思えば、
ぼんやりした子どもだった割には
なかなかヤルじゃんって…(笑)



ドイリーは真ん中から外に向かって丸く増えて行くんだけど、

わたくしが考えたハート型は
ハートの尖った先からスタートして
一段ずつ編むとね、
折り返して段が増えていくために
裏編みが表に出てしまうから、どうしたらいいのかしら?って考えたり

子どもの頭ではなかなか難しい問題だったわ。(笑)


未だにレシピは苦手で、見ながら真似て同じデザインを編んでもでつまらないと思ってしまうので、
教本を見たりすることは、そもそも考えにないのよ。

あくまで 新技を自分で創り出すことに闘志を燃やすちびっ子はにぃ!
(クロッシェがまるで格闘技みたいになっておりますわね。😂)
(今はちびっ子ではないですが😅)

なので、美しいのがひとつ出来たら
その達成感、嬉しすぎて
シャングリ・ラ クロッシェ❣️
というわけです。


現在、絵画や立体の作品と並行して制作しているアパレル製品、
オーダーメイドをやめて、既製品を出そうという企画を進めていて
一部にニットの作品も作りたいのです。

ニットのデザインをインスパイアするのに、
夜の時間には、ゆったりのんびりクロッシェを編んでいます。

もちろんパターンやレシピはありません。
わたくしの思うように編んでるの。

とても面白い模様が生まれては繋がっています。


編みながら母のことを思い出すのよね。

わたくしは三姉妹の末育ちです。

三姉妹が子どもの頃、

母がお揃いのカーディガンや、ボレロをクロッシェで編んでくれましたの。

元々、家はテイラー稼業だったので
お洋服は祖母のオートクチュール(笑)
なんと、おパンツちゃんまで祖母が縫ってくれました😂

当時はカットソーやジャージ布は少なく、布帛のジャケットは硬くて
子どもには動きにくいからと、
羽織ものは母がニットを編んだと聞いたことがあります。

前開きのデザインが多かったように思います。




母の編んでくれたボレロやカーディガン、

肌触りや一目一目の弾力、
変わり編みにして段々に変化を付けていたり
ボタンホールの印象。

袖を通した時、ブラウスのふくらみと喧嘩して、腕を掴んでくるようなんだけど、動くと馴染んですぐに着心地が良くなるあの感じ。

こと細かく思い出す。。。



姉たちの着ていた物は
しばらくすると
わたくしへとお下がりになるのだけど

お揃いだから、わたくしはいつまでも同じデザインを着ているワケ。

いやだった…😅

ずーっと同じデザインを着ているわたくしを可哀想に思ったのでしょうか?

いつからか、祖母が誂えるお洋服も、
母のニットも、

わたくしのだけは
デザインが違っていたんです。

そうなってからは、

姉たちの着ているものが早く回ってこないものかと、憧れて待ったものです(笑)

わたくしは
クロッシェを編み進めつつ

そんな懐かしいことを思ったり、
一目一目糸を掬い抜きながら

三姉妹にクロッシェを編む母は
その時何を思ってたんだろうなぁーって

若い頃から結構な我儘放題で
駄々を捏ねると手の付けようがな無く、
どちらが大人なのか判らないような
子どもっぽい母なんですが、

わたくしが生まれる前からずっと
“ワーママ”だった母と過ごした
短い時間を愛おしく、懐かしいと思ったりするの。

母は年を重ねて
とっても小さく細くなったけれど、

子どものようなワガママ振りは全然衰えず、むしろバージョンアップして、

介助の方や姉たちを毎日毎日困らせているようです。

本当に?あの素敵なクロッシェを編んだ人なのか…??

なんて、
姉からのLINEを読んでは
そう思う末っ子はにぃなのです…。

今どんなに我儘で無理難題を言われても
殆ど全てに応じる姉。

母のために動き続けられるモチベーションは

幼い頃、いろんな形の愛を編んでくれた母を憶えているからかなって。

姉たちにそれを訊ねることはしませんが
そうじゃないかな。って思うわけ。

大人たちは皆んな慌ただしく働いていて
お店や会社が忙しい…
わたくしたち子どもは皆贅沢なんて言えなかったなぁ。

そんな忙しい中、母はよく いろんなところに連れて行ってくれました。


そんなことを
考えながら

眠くなるまで
クロッシェを編んでいる…


少しずつ増える模様に
子ども時代の小さなシャングリ・ラ
編み込んで行きます。



ねむ〜くなるような思い出話しを

読んでくださって

ありがとうございました。


あなたも 懐かしいこと、思い出してみてね。


デザイナーはにぃでした🩵




gradia.jp


GRADIA Instagram


いいねフォロー

ありがとうございます!!


とっても嬉しいです〜🥰




全てのお問い合わせは

gradia.com@gmail.com