『どんなにきみがすきだかあててごらん』
サム・マクブラットニー、アニタ・ジェラーム絵、
小川仁央訳
『どんなにきみがすきだかあててごらん』
個人的お気に入り度:★★★
ちいさなちゃいろいノウサギと、
おおきなちゃいろいノウサギのコンビ。
ちいさなうさぎはうでを伸ばして、
こんなにきみがすきだよというが、
おおきなうさぎがうでを伸ばして同じことを言うと、
うでがずっと長いので、チビウサギは負けてしまう。
そうやってどんなにすきかをいろいろと
くらべていくお話。
最後までチビウサギはデカウサギに勝てないのだが、
チビウサギがむきになって、
自分の方が好きだというのを証明しようとするところが
またほほえましい。
こんなふうに愛したり愛されたりするのっていいなあと
素直にうらやましくなる絵本。
- 著者: サム マクブラットニィ, Sam McBratney, Anita Jeram, 小川 仁央, アニタ ジェラーム
- タイトル: どんなにきみがすきだかあててごらん