星を戴く | ホシボシヲミツメテル ~spoken words about a great number of tiny stars

ホシボシヲミツメテル ~spoken words about a great number of tiny stars

宇宙や天文、「星」に関するものごとやコトバを拾い集めています。

住んでいるところが出勤地からかなり離れているのと、仕事の関係上、僕の朝はかなり早い。7時にはオフィスにいないといけないので、逆算すると5時にはうちを出なければいけない。「おてんとさまが昇る前から」というやつである。


そして夜は遅い。いまはすっかり体を壊してしまったので、できるだけ定時には上がるように業務調整しているが、ひところは毎日終電ギリギリまで仕事、というのが常態化していた。


だいたい、定時に会社を出ることができたとしても、うちまでが遠い。うちの近くの駅につく頃には普通に夜になっている。


「星を戴く」という言葉がある。広辞苑によると、「朝早く星の見えるころから出て働く。朝早くから夜おそくまでいそしむ」こととあるけれど、そうすると僕は毎日星を戴いていることになる。


でも、言葉の意味を知ってしまうと、いかにも現実的だけど、言葉の字面だけとらえると、いつも空には星が輝いているようにも見て取ることができて、ちょっとカッコいいんじゃないかな。


ちなみに、4月に入ると、もう朝5時でも空はすっかり明るくなって、星なんか全く見えなくなる。冬以外は、朝から晩まで「星を戴く」にはもう、4時くらいまでには起きていないといけないみたいだね。でもそりゃさすがに無理だw