ピアノアレンジ。の宿題が最近出てないので、まったく
アレンジ日記になりません。

今は、テキストに沿って、ポピュラー、ジャズのアーティキュレーション
の奏法を練習してます。

先生いわく、私の弾き方は「まじめ」「ちゃんと弾く」
結局それは「とってもいいけど、でもかっこよくはない」・・・(; ・`д・´) きつー
ということを今までいっぱい言われました。
たまに、ぐさーとくるときもあります。

しかし、そんな私も、求められていることの7割を最初からできるようになったと
言われるようになりました。

「ハマる」という感覚がやっとわかってきました。
ハマるときって、「あー、これか!」ってわかるんだ。とわかった。

しかし、これを教えるのは難しいわ。


そして、「Spain」(チックコリア)も見てもらっています。
この曲のイントロが、ロドリーゴのアランフェス協奏曲の冒頭を
採用してあるんだけど、

「前よりよく考えて弾いてて、工夫もあってとてもいいです」
「でも、かっこよさがない。ぐっとこない」

ね?
こういわれるとどうしようもないのですよ。いいのにダメ。

・まず、装飾音は、書いてあるからきっちり弾く、じゃなくて
偶然にも装飾音になった、という適当さで。

・拍を感じちゃうところがあって、そこで流れが止まってる。
頭の拍で落ち着いちゃダメ。

・盛り上がり、テンポが推進してしかるべきところがあるはず。

・その音型が存在する意味を考えて、演奏にも意味を持たせてくる。

・あとは、かっこよく。自分の弾いたのを聴いて研究。


録音して練習してきてくださいといわれました。
そして今日、録音しましたよ。

最初のテイク。

あー。ほんとだ。可もなく不可もなく。まったく洒落てない。
アランフェスの切ないフレーズを表現したつもりなのに。こりゃだめだ。

3回くらい聴きなおして、うーん。どこがおかしい?と考える。
もっとルバートで、大胆に歌ってちょうどいいのかな。
ウラはもっと強調しよう。ここも装飾入れちゃったらナチュラル
かも。よし。

テイク2。

さっきより、よくなった。これをまず土台にして、練っていこう。

4回くらい録音し、だんだんわかんなくなってきたので
明日じっくりやることにしました。

イントロから、ぐっと引き込まれるような音になるように
がんばる。

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