響は拓斗を押し返して言った。
「忘れた事も踏みにじっちゃった事も本当に悪いと思ってる・・・何て謝ればいいのかわかんないくらい心の底から。」
ここまではよかった。しかしこの後の台詞が悲劇の幕開けの原因となってしまった。
「でも・・・それでも先生と別れる事は出来ない!!やっと先生と思いを繋ぐ事が出来たの!!別れるなんて絶対にやだ!!だから拓斗の思いは受け取れないし画像も送らせない・・・!!」
「・・・お仕置きだな。」
「ちょっと、何すん・・・!?やめて!!見えない!!」
「さっき俺の言うこと大人しく聞くっつったのお前だぜ・・・?抵抗したらカチッだからな。」
響は目と口に包帯を巻かれた。巻いている間に抵抗する事も出来たが響にはそれが出来なかった。
拓斗の目の前に携帯が置いてあったから。
「どうだ、喋れないだろ?何にも見えない上に喋れない・・・超そそるわ。こりゃ襲いがいがありそうだな。」
そう言って響のボタンを一つず つ外していった。
「んんー!」
「何言ってっかわかんないんすけど。喋りたかったら抵抗するしかないぜ?」
抵抗したところできっと状況が悪化するだけだと悟った響は抵抗をやめた。
「よし、いい子だ。」
