■高波動液HD-W〔ドイラーゼ〕開発者・土井先生との出会いと学び
一九八八年、南伊豆に移転してからしばらくして、土井博先生との出会いがあった。
土井先生は明治三八年東京に生まれ、早稲田大学の法学部を卒業したあと、家業のガソリンスタンドを経営し、そのかたわら貧しい人たちへの無料宿泊所の開設や、銀行の取引停止を受けた会社数社を再建するなど、若いころから夢であった社会福祉家、ソシアルワーカーとして、またある時期は、マクロビオテックの創始者、桜沢如一氏と活動もしている。昭和三〇年ころより、西本願寺の大谷光端師の研究理念に共鳴して、ほとんど独学で細菌学を学び、伊豆に私設の研究所を設け、研究に没頭するようになった。
「腸内の有害菌の繁殖を抑える有効菌の分泌液」を研究テーマの基礎としながらも「健康維持に有効な抗酸化物質」の効力にも注目し、抗酸化物質をつくる特定の菌の種類を増やし、当時としてはほとんど不可能に近い高度な共生培養技術であった。その後約二五年の歳月をかけて、今日のドイラーゼを完成した。
ドイラーゼのルーツは、いまから約六〇年前、西本願寺の大谷光端師による有効微生物を用いた共生培養技術の研究にさかのぼる。その後、京都大学の正垣氏に研究が継がれ、昭和四五年に、微生物培養エキス〔プシュケ〕が完成した。
ドイラーゼに関しては、慶応大学、梅沢理学博士、佐々木医学博士の試験の報告例がある。〔有害菌の阻止力〕に関して、濃度〇・一%で、結核菌の繁殖を阻止。濃度〇・五%で、赤痢菌、チフス菌、大腸菌の繁殖を阻止したと報告されている。
小牧久時農学博士、山中太木医学博士らの試験の報告では、病原微生物の周囲に阻止帯ができた。ただし抗生物質ではない。有効菌〔乳酸菌〕は阻止せられず。肝機能障害の回復促進にあたえる影響に関する試験の結果は、明らかに肝機能回復が早いことが確認される。ガン細胞の制御に及ぼす影響に関しては、病原菌やその他の悪性菌、あるいは悪性腫瘍に対して独自の阻止作用をもっていることがわかった。
ドイラーゼのもう一つの重要な効力〔抗酸化力〕については、TBSテレビで紹介されたなかで、「てんぷら油にドイラーゼを入れて熱を加えたが、酸化しなかった」ことが実験でも実証されている。
一般に、乳酸菌や酵母菌を発酵させると〔抗酸化物質〕ができるといわれているが、ドイラーゼの抗酸化力は特に強いことが実験で明らかにされている。
この抗酸化物質が健康によいとされ、注目を集めているのは、現在恐れられている活性酸素の害を防ぐからである。活性酸素は大気汚染や食品添加物、農薬、殺虫剤、抗ガン剤、抗生物質、過酸化脂質どが発生の原因で、動脈硬化、心臓疾患、糖尿病、ガン、皮膚のシミ、しわ、おとろえなど人体に悪影響をおよぽす。
土井先生はこの貴重な液を携さえて南伊豆にやってきた。目的はこの液のB液を農業に活用して普及させたいことであったが、集まった農業関係者は、私を除いてほとんど関心を示さなかった。私は、さっそく試験栽培に取り入れ、ドイラーゼB液とEM菌、炭、薬草液などの比較試験を開始した。同時に飲用を続け生体の反応を確かめた。
その結果は信じられないような、驚くべき現象となって現れた。同じ畑での五年間、無肥料、不耕起栽培で、農業、植物学の常識では考えられない生育と多収穫が実証された。また、私自身の腰痛が東洋医学での治療で改善しないでいたが、この液の飲用で完治してしまった。研究の成果は、随時土井先生に報告していたが、大変喜ばれたびたび私の家におとずれ、援助などしていただいていた。
試験栽培では、EM菌や長寿元〔漢方液〕などの資材とは明らかな差が確認された。
↑波動のHD-W・HD-R
↑HD-R使用の不耕起水田
その後の研究から、ドイラーゼは気のエネルギー〔波動エネルギー〕が含まれていることがわかり、さらに有益な高波動のエネルギーを注入することに成功して、名称をHD-W〔人用〕、HD-R〔植物用〕として、PSIサイエンス研究所から発売させていただいている。HDとはハイ・デメンション〔高次元〕という意味である。
土井先生のもとには、企業から何億という金額で、製造技術のノウハウと権利を買いにきていたが、一切断り、お金には流されない無欲の心のきれいな方であった。
私にとっては、霊鷲天母師と同様に光の指導者であった。
南伊豆に在住当時は、私の研究や仕事に批判的な人間も多く、妬みをもっている者もいたが、その多くは、農薬、化学肥料で増収させより多くのお金を稼ぎたいという者や、尊い農業の仕事を見下げ、バカにしている自我我欲の強い者たちであった。
この田舎でも都会でも農業を汗を出しながら、収入が少なくとも、大地と心をつなぎ、黙々といのちの糧である米や野菜など栽培している無名な多くの人間を低く見下げバカにしている異常な人間は、あまりにも多くいる。人間の基本的な営みでもある農業、漁業、林業を金銭のみの計算から切り捨て、心の中では卑下したり、金がもうからないから事業としては認めないという、異常な我欲と魂の浄化されていない人間があまりにも多い。
また、南伊豆や下田、松崎など伊豆半島南部には、都会や社会から逃避してきたようなヒッピー風の人間が多く集まっている。その生活は類似して、否定的な想念が強くできるかぎり働かず、ときにアルバイトで生活費を稼ぎ、活気のある精気は感じられない。ましてや農業などやる者は一人もいない。
偽物の霊能者、ヒーラー、無気力な人間、攻撃的な人間、創造性と活気のない人間たちがなぜ南伊豆方面に集まるのか、その現象の原因は、土地の波動と深い関係があることがわかった。年々、観光客が減少し続け、旅館、ホテル、民宿、商店などが廃業し続けている。地元の高校生は卒業すると、東京や神奈川県などに、その多くは出てしまう。若者が年々少なくなり、典型的な過疎の地域となって町には活気、生気というものが消えてしまった。土地の波動エネルギーを測定すると、非常に低い数値が現れ、温泉のエネルギーも比例してかなり低い。気の病つまり病気の波動も感知される。
観光も農業、漁業も完全に衰退してしまったようだ。農業に意欲をもっている人もいないような地域では、HD-Rを活用した波動農法の普及は無理があるようだ。
伊豆全体が、観光客の減少、農林漁業の衰退と地震の多発という現象が起こっている。そして土地、温泉のエネルギーも低下しているが、その原因は、そこに住む人間の想念、心にあることが多くの人はわかっていない。観光客を金でしか見てこなかった我欲の心、宗教団体の御殿が建ち並び、人間の誤った想念が半島という生命体に影響をあたえていることに、地震という現象で警告をあたえている。
注:「宇宙からの光と波動」(阿部憲治・著)…P.67~72より抜粋。
■個人的ドイラーゼ体験記
サンヘルセン株式会社(http://www.sunhelsen.co.jp/)というところから、直接「ドイラーゼ(正確には、スーパードイラーゼ)」を取り寄せて、服用してみることにしました。
スーパー・ドイラーゼ(SUPER DOILARZE)と書かれた箱に計6本の中指の長さほどのボトルが入っています。
ボトルにはお醤油を薄めたような茶色の液体が入っています。
キャップを取り外すと、ものすごい発酵を極めたと形容すれば良いのでしょうか?正直言って「くさい」匂いが鼻を突きます。
コップ一杯のお水に4~5滴ほど垂らして飲んでいるのですが、薄めても強烈な匂いはあまり変わりませんが、水自体の味がほんのり“美味しく”感じるのです。納豆が匂いとしては「くさい」けれども、味としては「美味しい」のと似ています。しかし、この阿部憲治さんの記事を読まなければ、決して口にはしないであろう液体です。健康や波動エネルギーといった点で優れているという情報があるから、口に出来ています。
キャップを外して4~5滴ほど垂らす際、容器とキャップを握った手に少し原液が付いてしまい、ものすごく臭いのが欠点です。
気になる値段ですが、
ドイラーゼは、1本20ml×1箱10本入で32,400円。
スーパードイラーゼは、1本20ml×1箱6本入で32,400円。
ドイラーゼとスーパードイラーゼの違いは、
熟成期間が、ドイラーゼは3年・スーパードイラーゼは7年と、スーパードイラーゼの方が熟成期間が長く、その分濃縮されているということです。
商品名としては、ドイラーゼ(発酵調味液)/スーパードイラーゼ(発酵調味液)となっていて、
原材料も、大豆(遺伝子組み換え大豆不使用)、水、微生物発酵代謝物となっています。
■宇宙エネルギーを取り入れた高波動玄米・野菜・水は最上の命の糧
宇宙エネルギーとは、人間を取り巻く空間や宇宙空間に無限に存在する素粒子レベル以下の単位のエネルギーであるが、現代科学の機器では検知不可能なため、三次元科学ではその存在を認めていない。
超微粒子レベルのエネルギーであるが、その作用は大きく、細胞の活性作用、病気の改善、植物の生育促進など生体にとって有益な作用をおよぼす。
「気」、「波動」エネルギーも宇宙エネルギーであり、人工的なエネルギーではなく無限に存在するエネルギーである。
私は、過去十八年間、野菜や水稲の栽培試験をおこなってきたなかで、波動エネルギー〔宇宙エネルギー〕を活用した試験で、一般の栽培の常識や概念を超越した成果を実証してきた。畑作での試験栽培では、無肥料または少肥料、不耕起〔耕運機などで耕さない〕栽培で、超多収穫を五年間にわたり実証してきた。
これは高波動エネルギーの液体〔HD-R〕の五〇〇〇倍液を七日おきに散布するといういたって簡単な誰にでもできる方法である。
病虫害対策には、漢方をもとにした薬草液を併用して、完全無農薬を実践してきた。
食味に関しては、化学農法や有機農法の野菜や果物より甘味が強く、コクがあり、味が大変良いという評価を、会員の人たちや自然食品店のお客さん、生協の会員の人だちよりいただいていた。気のエネルギーが高いため、他の農法のものより大幅に日持ちするという評価もいただいていた。
生産者にとっても、経費がかからず、収量が上がり、なおかつ食味が良く、波動エネルギーが高く薬効が高くなり、品質が向上するという利点が多くなる。もっとも重要な点は、自然環境を一切汚染しないということが評価される。
現在の農業は、収穫量を上げるために、化学肥料や畜糞尿の多投入により、亜硝酸態チッソの害、地下水、湖、河川、海水の冨栄養化による汚染を引き起こしている。それに農薬による汚染も加わる。
化学農法も有機農法も肥料の多投入という点では同罪であるといえる。新たな農法は、自然環境を汚染しないことを基本として、経費を節減して収穫量を上げ、安全でなおかつ食味のよい、薬効の高い、「気」、「波動」エネルギーの高い「命の糧」を生産し供給することにあるといえる。
これは、卓上の理屈ではない。実際の農業の現場で実証された事実にもとづいている。
野菜や米の波動感知測定の数値を紹介したい。
化学農法〔化学肥料・農薬使用〕の新米 〔 一六〕
PSIサイエンス研究所のHD-R液使用の古古米 〔二三五〕
PSIサイエンス研究所のHD-R液使用のオクラ、モロヘイヤ〔二七七〕
小松菜 〔三二六〕
サツマいも 〔三二七〕
キャベツ 〔三一三〕
ショウガ 〔三一八〕
水田の稲(冷夏の年) 〔三五五〕
ブロッコリー 〔四〇六〕
菜花 〔四二三〕
他の生産者の不耕起米 〔 八六〕
他の生産者の有機農法米 〔 七四〕
VUP〔ニチゾーの製品〕使用の有機農法米 〔二〇三〕
他の生産者の微生物農法米 〔一一三〕
この数値は、五〇以下は無益、有害、マイナス波動のエネルギー数値。
五〇以上は有益な活性力のあるプラス波動エネルギー数値。〔実物、写真より測定〕
HD-Rの高波動エネルギーにより、野菜や米の「気」、「波動」エネルギーが、いかに高く向上しているかが測定されている。水稲は冷夏の年でも、低温障害は発生せずほとんど被害は受けなかった。病虫害の発生はまったくなく収量は平年並であった。育苗からHD-Rの液を使用しているため、生命エネルギーが高まり被害を受けなかったと考えられる。水田でのHD-Rの散布または点滴は、約二〇日おきにおこなった。
私は現在、三年前の古古古米の玄米〔HD-R使用〕を食べているが、食味はほとんど落ちていなく、酸化していないため臭いも変わっていない。美味しくいただいている。
野菜は現在栽培していないので、自然食品店から有機農法産を購入しているが、すぐに変色したり腐ったりするものが多い。
その原因は、生命エネルギー〔波動エネルギー〕が低すぎるため日待ちしないことにある。長年の農法の違いによる保存テストにより確認している。
宇宙エネルギー〔気・波動エネルギー〕を活用した農法は、いかに米や野菜の生命エネルギーを高め、それをいただく人間の臓器、組織、体液、血液、細胞を活性化するかが理解できる。また、そのエネルギーは酸化を抑制する抗酸化作用が強いため、腸内の過酸化資質の発生を抑え、有害性の高い活性酸素の害を減少させる働きがある。
日々いただく食べものを、生命力が高い〔気・波動エネルギー〕が高いものを摂取し続けると、生体のエネルギーが向上して健康増進、病気の改善に有効であることはいうまでもない。
〔HD-R〕は、本来、人間の健康増進、病気の改善を目的として開発された液体で、飲用するものである。多くの成果が確認され、植物にも活用できるという経過から試験をおこなった結果、おどろくべき成果を実証できた。研究、試験栽培は八年間おこなった。
↑無肥料、不耕起栽培にHD-R使用したサツマイモ
↑トウモロコシ
↑オクラ、モロヘイヤ
注:「宇宙からの光と波動」(阿部憲治・著)…P.213~218より抜粋。