小口ですが、不動産投資をしています。
テレビCMでもお馴染みの「みんなで大家さん」です。
年率7.0%という利回りの高さから、あり得ないとか、どうせ自転車操業だろう、とか悪い評判や噂も絶えません。
しかし、私は図書館から借りた子供向けの教育本でタイトルは忘れましたが、不動産の200倍の法則というのを学びました。
マンションや住宅で2000万円の物件があるとすると、その賃貸価格は10万円くらいが目安だというとのです。逆に家賃10万円の物件は、住宅ローンを組んで買うには2000万円くらい掛かるということから200倍の法則と言われています。2000万円の余裕資金があって、その価格帯の物件を購入すれば、月10万円で貸せるのですから、年間にすると120万円の家賃収入を得られるということになります。つまり、単純に考えると2000万円で年120万円、すなわち年率6.0%の利回りというのが不動産投資の平均相場である、というふうにその本には書かれていたのです。
こういった金融マネーリテラシーがあったので、不動産投資で7.0%というのは法外に高い利回りでもない、という認識から、手軽に「みんなで大家さん」を始めました。
高校から金融教育が始まるというニュースを目にしましたが、果たして200倍の法則は教えられるのでしょうか?住宅・教育・老後という人生の三大資金の一角を成す住宅資金に関する基礎知識ですから、是非とも教えてあげて欲しいものです。その反面、不動産投資の妙味も分かると思います。
不動産について、住宅ローンを組むべきか?賃貸物件を利用するべきか?専門家でも二つに分かれる程、双方にメリット・デメリットがあります。賃貸に住んでいる人は皆、誰かからその物件を借りているわけで、貸している側の人は不動産投資をして利回りを得ているというこの世の大きな仕組みに気づくべきです。
これを読んだ人に一般教養として、200倍の法則/不動産投資の平均的利回りについて知って頂ければ幸いです。