私は、1990年代後半に高校生の思春期を迎えたため、その頃の書店(小さな町の書店から都心の大型店まで)には船井幸雄氏(船井総研会長)の著作や船井さんがオススメする書籍が並んでいました。
船井幸雄その人こそ、経営者という超現実的な立場にありながら、「この世」の仕組みを自分自身が体験した不思議な世界から解き明かそうとしたスピリチュアル界の巨人です。そして、その船井幸雄氏と親交のあった研究者をここに3名、紹介したいと思います。
当時、“超”が付くほどの進学校に通っていた私は、船井幸雄氏を始め、科学的な見方を大切にするこの3名の著作を読まなければ、こんなに以後、スピリチュアルな世界に傾倒していかなかったのです。そんな理系スピリチュアル/左脳スピリチュアルと言える人々と共有したいのが、この御三方です。
・関英男/サイ科学理論
関英男さんは、Wikipediaの情報によると
東京工業大学電気工学科卒業。工学博士。東京工業大学・ハワイ大学・電気通信大学・千葉工業大学・東海大学の教授を歴任。電子情報通信学会名誉会員[1]、IEEEフェロー。紫綬褒章、勲三等瑞宝章受章。電波工学の世界的権威として知られる。電気通信における雑音について、情報理論の提唱をすぐに取り入れた研究成果などがある。
というプロフィールですが、
日本サイ科学会名誉会長という肩書が最も彼の業績を表しているといってよいのではないでしょうか?
『高次元科学―気と宇宙意識のサイエンス』(中央アート出版社)1994年
『高次元科学2―気と宇宙意識のサイエンス』(中央アート出版社)1996年
『生命と宇宙―高次元科学が解明する人類と地球星の未来像』(ファーブル館)1998年
『宇宙学序章 グラビトニックス』(加速学園出版局 - 星雲社)2000年
の4冊を私は読んだことがあります。うち3冊は高校時代に図書館で借りて読みました。
スーパーサイバネティクス理論と言ったと思いますが、いわゆる人体の周りにはオーラ(「光の手」「癒しの光」著者のバーバラ・ブレナン博士のHEF/HumanEnergyField)があるというのを後述の足立育朗さんからの情報を頼りに、周波数/Hzや媒質という科学的な表現方法を借りて記述しています。そして、肉体にも魂にも8層ごとの振動波の層があり、それが捻じれて繋がっているとしています。人間の魂も、肉体化されている3層の脳(古皮質・旧皮質・新皮質)とエネルギーの層でアンタカラーナというアンテナのような構造上のものがあるということを図で示してくれています。これが彼の理論の真骨頂であり、エッセンスではないでしょうか?
・森田健/不思議の科学
森田健さんは、Wikipediaによると
コンピュータソフト会社の経営者、不思議現象の研究者、ルポライター、SF作家、映画監督、作詞家、作曲家、著作家。
となっています。
その初期の研究の様子は、
『不思議エネルギーの世界』(1996年.4月、不思議研究所|枻出版社)
『不思議エネルギーの世界2』』(1996年.7月、不思議研究所|枻出版社)
『不思議エネルギーの世界3』(1996.12月、不思議研究所|枻出版社)
で垣間見ることができます。いずれも高校時代に図書館から借りて読みました。
そして、ロバート・モンローというヘミシンクという音響技術を通して対外離脱を体験できるモンロー研究所での対外離脱体験や中国の超能力者の蘇生やテレポーテーションなどを元にしたエッセンスである「いのちの図」が掲載されているのが、
『不思議の科学』(1998.12月、同朋舎|角川書店)
『不思議の科学II』(1999.9月、同朋舎|角川書店)
『不思議の科学III』(2000.8月、同朋舎|角川書店)
の3部作です。
以後は、中国での「生まれ変わりの村」という前世記憶を持った人たちが暮らす村の取材を基にした書籍や「六爻占術」というコイン占いに関するエッセンスを記した書籍などを発表しています。このコイン占いやその占いの師匠であるトラさんという方の風水術などに関する学びの場を提供しているのが彼の現在の活動です。、
希望すれば、不思議研究所という彼の会社から年に数回、「不思議の友」という会報誌が無料で送られてきます。
・足立育朗/波動理論
足立育朗さんは、Wikipediaによると
日本の著作家、建築家、波動の研究家。形態波動エネルギー研究所の所長。
人物・来歴
東京都生まれ。
1964年、早稲田大学第一理工学部建築学科卒業。1968年、樹生建築研究所設立。1990年、形態波動エネルギー研究所設立。
宇宙はエネルギー及び物質の振動波で構成されていることを真の科学として直覚し、研究・創作活動として実践する。
全ての存在、現象は、エネルギー及び物質の振動波であることを自らの周波数変換によって発見し、振動波科学の基礎的研究活動を行い、自然の法則にかなった地球文化の創造に役割を続ける。
1983年、直觀とは何なのか?閃きとは何なのか?に疑問に持ち、妹である足立幸子と共に波動というものを追窮するスタートを切る。
43年閒、建築家としてを前提に生きていたことに氣づき、人閒とは何か?生きるとは何か?に向かっていかなかったエゴだらけの自分を反省する。
となっていますが、1995年に発刊した「波動の法則」は当時、PHP研究所の大ベストセラーとなりました。普通に最寄り駅の近くの小さな本屋さんでもビジネス書の所に置いてあった、そういう時代があったんですよ!令和の今となっては考えられない光景ですが。船井氏の新刊や生まれ変わりに関する情報を集約して経営マネジメントにそれを活かすという研究をしていた飯田史彦氏の「生きがいの創造」も同様にベストセラーで店頭に置いてあった記憶があります。
不思議現象の探究者であった小林正観氏も、足立育朗氏の波動理論を講演会で聞き、これまで経験したすべての不思議現象が足立理論で一気に氷解した、と評するほど、非の打ちどころのない、とても理にかなった理論として有名です。
①中性子の振動波は、意識の振動波と同一であり、陽子の振動波は、意志の振動波と同一である。宇宙の法則にかなった意識とは調和であり、意志は愛である。
②エネルギーが回転運動をすると物質になり、物質が回転するとエネルギーになる。中性子・陽子・電子はクオークというエネルギーが回転して成り立っている。クオークはさらに小さいオクツトップという物質が回転してできている。空気や水などの流動体も物質ではなくエネルギーである。(空気は原子核が、水は原子が、それぞれ回転運動をして形成されているエネルギーだという。)
③人間の意識が進化し、調和が取れてくると、GINOという地球の情報層(~10の780万乗Hz)とつながり、さらに振動波が精妙になると前述のアンタカラーナを通してJEFISIFUMという宇宙/銀河の情報層(10の780万乗Hz~)とつながり情報が得られるようになる。
④人間の意識には、顕在意識、潜在意識(肉体を維持する意識)、本質の意識の3つの意識がある。
⑤ウイルスや病原菌は、素粒子の波動的歪みと深く関係している。(ある形態を刻んだ金属板の上に乳癌細胞を育てることで癌細胞が正常細胞になったという研究結果が得られた。北里大学医学部分子生物学研究室中村国衛助教授協力実験・・・「波動の法則」巻末資料)
などなど、さまざまな人類的発見をしているのが足立育朗氏です。
私たちが生きている現実世界は、魂(エクサピーコ=原子核集合体)のスタディの場である、というのが彼のメッセージです。