今年に入って最初の義両親との食事でした。自宅にお邪魔し、すき焼きを頂きました。珍しくお腹が張り裂けそうなほど食べました。美味しかった。そしてやっぱり「食卓を囲む」のは暖かい気持ちになり、同時に自分の現状に悲しくもなりました。暖かい食事の時間が、妻と二人の食卓が恋しいです。明日の朝食用に、残り汁を使った煮込みご飯を持ち帰りさせて頂きました。


そして、探し物があり、ずっと入っていなかった妻の部屋へ。主人の居ない部屋は、伽藍としており、しかしまだ妻の名残が残っており、込み上げてくるものがありました。冷たい床の上に座ると、暫く動けなくなってしまいました。ひとりの女性がここで育ち、僕の元に来てくれて、今はもう居ない。その現実が、やはり辛かったです。



そんな妻の部屋で見つけた、安藤忠雄さんの本(これを探していたわけではないのですが)。妻との何度目かのデートで、たまたま安藤忠雄さんが著書の発売会(サイン会)をやっており、欲しがる妻にプレゼンしました。読んだ形跡はありませんが(笑)


安藤忠雄さんは、その後旅先で3回ほど偶然にお見かけすることになります。そんな縁もあって(とこちらが勝手に思ってるだけですが)、結婚式は氏の設計である北海道の『水の教会』で挙げました。



他に嬉しいサプライズも。御年賀として、義両親からカシミアのマフラーをプレゼントしてもらいました。今使っているのもプレゼントして頂いたもので、生まれて初めてのカシミアのマフラーの肌触りに感動し、以来、それ以外が着けれなくなっています。それしか着けない為、かなり傷んできていたので、本当に嬉しいです。早速明日から着けていきます。




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