震度6強は、日本で数年に一度くらいのペースで観測される最大震度の揺れです。実際に経験したことがない方にとっては、どのくらいの揺れなのかピンとこないかもしれませんね。
さて、震度6強について詳しく解説します。
そもそも震度とは?
震度はある地点における揺れの大きさを示す指標です。日本では気象庁震度階級を用いています。この震度は、地震の加速度をもとに計算されます。加速度は1秒当たりの速度の変化を表すもので、大きいほど揺れが激しいことを意味します。気象庁震度階級は0から7までの10段階があり、震度6強はその中でも最大の揺れを示します
震度6強の体感・被害
震度6強の揺れでは、人は立っていることができず、はわないと動くことができません。固定していない家具の多くが倒れ、耐震性の低い木造住宅では倒壊するものが多くなります。また、大規模な地滑りや山体崩壊が発生することもあります
最大震度6強を観測した地震
最近、最大震度6強を観測した地震は以下のようなものがあります:
- 2019年6月18日: 山形県沖の地震
- 2021年2月13日: 福島県沖の地震
- 2022年3月16日: 福島県沖の地震
- 2023年5月5日: 石川県能登地方の地震
震度6強以上の地震は、日本では平均して年に1度程度発生していることになります。
参考資料:
- 気象庁 | 震度について
- 気象庁震度階級関連解説表
- 震度データベース検索