今日は、CM re:Growth 2016 SAPPOROに参加してきました!
先日、ラスベガスで行われた re:Invent で発表された内容の説明だったので、行けなかった私にとってはとてもありがたいイベントでした。
CM re:Growth 2016 SAPPORO【re:Invent 復習SP】 #cmdevio
https://classmethod.connpass.com/event/43332/
以下、メモです。
1 re:Invent 20分でわかる re:Invent で発表された最新 AWS サービスの全て!
クラスメソッド(株) AWSコンサルティング部 佐々木 大輔
re:Invent 学習型カンファレンス 学習できる展示や資格の試験が受験できたりする
キーノートは2回あって、Day1はビジネス寄り、Day2はテクニカル寄りの発表が多い
Day1
EC2インスタンスの拡充
T2により大きなインスタンスが用意された
R4 大容量メモリを搭載したインスタンス
I3 ハイI/Oを提供
C5 SkylakeコアのXeonを搭載したインスタンス
F1 FPGAを利用可能なインスタンス
EC2 Elastic GPUs どのインスタンスにも取り付け可能なGPUs
Amazon Lightsail
仮想サーバ データ転送料金が含まれた定額? これも従量課金だったような…
Amazon Athena
S3においたファイルに対して、SQLでクエリを実行できる
バージニア、オレゴンで利用できる
CSV/TSV/JSON/Apache logをサポート
Amazon Rekognition
画像認識のマネージドサービス
画像のオブジェクトを認識する(人、シチュエーションなど)
2次元でも認識可能
Amazon Polly
テキストを読み上げるサービス
読み上げたり、mp3ファイルで出力できる
Amazon Lex
音声かテキストメッセージに応答するチャットボット開発を容易にするサービス
人がしゃべったことに対して、コマンドを発行したりすることができる
Amazon Alexaと同等
Amazon Aurora
PostgreSQL互換のAurora
Amazon Greengrass
IoTデバイスとゲートウェイデバイス、AWS上のリソースの連携を容易にできる
ゲートウェイでlambdaファンクションが実行できる
AWS Snowball Edge
100TBの容量 クラスタリングをサポート
Greengrassを実装している
AWS Snowmobile
トレーラーでハードディスクと電源と消火設備
エキサバイトのデータ移行アプライアンス
Snowballでも運べない容量を運ぶことができる
Day2
EC2 Systems Manager
EC2とオンプレミス環境を容易に管理する
コマンド発行やWindowsUpdateもできる
AWS Code Build
ビルドとテストが実行可能なマネージドサービス
AWS X-Ray
EC2インスタンスやその他の基板上で実行されるコードからトレースデータを補足できる
どこがボトルネックになっているかを確認することができる
Personal Health Dashboard
メンテナンスイベントを集約するダッシュボード機能を提供
通知後の自動アクションを、CloudWatch EventやLambdaと連携可能
AWS Shield
マネージドDDoSプロテクションサービス
Standardは追加費用なしで、利用可能
Advancedは追加費用あり DDoSレスポンスチームに24/365アクセス可能 月3000ドル
AWS Pinpoint
ターゲットプッシュ通知サービス
ユーザの行動分析をして、グルーピング(セグメンテーション)をして、プッシュ通知をすることができる
AWS Glue
データカタログの作成とデータの加工・ロードが実現が可能なマネージドサービス
Quicksightと合わせるとフルマネージドでデータ分析ができるようになる
AWS Batch
フルマネージドバッチ処理分析サービス
AWS Step Function
ワークフローが複雑で、条件文気が発生するような処理を容易にデザインおよびステップ管理できるサービス
Lambda@Edge
Lambdaベースの処理をCloudFrontのエッジロケーションで実行し、リアルタイムにヘッダー、URLなどの編集が可能なサービス
2 re:Invent re:Inventで発表された新サービス・新機能(1)
クラスメソッド(株) データインテグレーション部 石川 覚
ビックデータ観点
新サービスのピックアップ
Amazon Glue
ETLサービス データを取り込んで、変換して、データを処理しやすい形に変換する
Data Catalog
Job Authoring データ連携のロジックを自動生成、コード生成
Job Execution データドリブン、スケジュールベースにスケーラブル
Amazon Athena
標準SQLを用いて、S3上のデータにSQLをなげられる
すぐ使える、直接クエリできる、サーバレス、数秒で結果が得られる(並列処理して高速処理)
データソース 分散SQLエンジンPrestoでクエリ実行、様々なデータフォーマットに対応、圧縮フォーマットもサポート、結果はS3に保管される
S3のストリームデータにも対応、Athena未対応リージョンのS3に対しても実行可能(データの転送費用がかかる)、従量課金
パーティショニング 階層に分けることができる
利用費 実行したクエリにのみ、各クエリでスキャンされたデータ量、失敗したクエリは対象外
利用費削減 データ圧縮、カラムなフォーマット、パーティショニング
利用用途 データレイクのデータ分析向け、一時テーブルや中間テーブル
いますぐ利用できる
まとめ
データレイク Athena
データウェアハウス Redshift
高度な分析 EMR
これらをつなげるもの Glue
4 re:Invent re:Inventで発表された新サービス・新機能(3)
クラスメソッド(株) AWSコンサルティング部 渡辺 修司
SSM(Simple Systems Manager)
特定のコマンドを実行、サーバ情報の収集、定期アップデート、メンテやデプロイの自動化、SSMエージェント必須、Windowsサーバ対応
自動化したいタスクの実行管理
システム情報の収集、OSのパッチ適用、ソフトウェアアップデート、AMIの作成、OS設定の更新
SSM対応サーバ Amazon Linux Rdhat Ubuntu Windows server オンプレミスサーバ ※SSMエージェントをインストールする必要がある
SSM管理インスタンスに必要なこと エージェントのインストール、適切なポリシー
サーバの情報を収集 OSの情報、インストール済みアプリケーション、メタ情報
Custum Inventory システム固有の情報 S3にアウトプットすることもできる
Run Command サーバ上でコマンドを実行する 管理用コマンドの実行、パッチ適用、アプリケーションのインストール
マネコン、CLIで実行する、複数サーバに実行可能、即時実行
SNSフック、実行結果はコンソールから確認できる(S3にもアウトプットできる)
コマンドの並列実行
Statement サーバの状態を一定に保つ
定義された状態にする ほとんどRunCommandと一緒
Association DocumentとScheduleを関連付ける どのサーバでどのタスクをいつ実行するかの定義
スケジュール
サーバにログインしないで、マネコンからコマンド実行できたりするのはいいかも
3 re:Invent re:Inventで発表された新サービス・新機能(2)
クラスメソッド(株) AWSコンサルティング部 平田 圭
Amazon AI
Amazon Lex、Amazon Rekognition、Amazon Polly
Amazon Polly
自然な発話によるText to speech
より人間に近い識別、人間とのインタラクション
TTS(Text to speach)
より自然な発話を実現
PLS、SSMLによる拡張 コードを書くことで抑揚をつけることができる 発話記号を使う 発話の指定(SSML)
高速な応答 例:電話の自動応答に利用
作成済みの音声は再利用可能
47の声、24の言語(日本語を含む)
料金 $4/1 million char 無料枠がある
5 re:Invent re:Inventで発表された新サービス・新機能(4)
クラスメソッド(株) AWSコンサルティング部 清野 剛史
Amazon AI
機械学習 人間が定期を決める
深層学習 機械が定義を見つける
Amazon Rekognition
オブジェクトの認識機能
顔認識機能
個人比較
顔認証機能 もうすでにあるデータの中に同じものがあるかどうか
S3にアップして画像を上げて、APIで指定する
Amazon Lex
Alexaの設計が元になっている
定義した内容を返すことができる