【クラメソ勉強会】re:Growth 2015 TOKYOに参加しました | ぼぶろぐ

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以前は、あいらぶLinux♪というタイトルでしたが、
最近はLinux以外のことも書いているので、タイトルを変更しました。
ぼぶちゃんのぶろぐでぼぶろぐです。

今日は、re:Growth 2015 TOKYOに参加してきました。
久しぶりの勉強会とAWS初心者の私にとっては、ちょっと理解するのが難しかったです。

個人的に発表を聞いていていいなと思った新しいサービスはAWS Configですね。
今までオンプレミスのネットワーク運用をしていた私にとっては、このサービスにかなりの魅力を感じました。
設定の差分管理やルールを決められたりと設定ミスが起きにくい仕組みは、Webなどのサービスを継続的に提供しなければいけない環境で重宝されると思います。


以下、メモになります。

イベントサイト http://classmethod.connpass.com/event/19500/

ブログのチェック re:Invent関連で150本ほど書かれている
http://dev.classmethod.jp/


●アマゾン データ サービス ジャパン 松本さん
20分でわかる re:Invent で発表された最新 AWS サービスの全て!

APN pertner summit 2015
その年のプレミアパートナーが発表される

新サービス・新機能の追加

東京リージョンのローンチ関連
 Aurora
 API gateway

BIに関する新サービスの発表
 QuickSight
  Preview状態

データベースに関する
 MariaDB 6番目のエンジン RDS for Maria DB

 Migration service オンプレミスからクラウドへの移行を容易に実現するツール群
          異種DBへの移行も可能

ストリーミング
 Kinesis Stream リアルタイムストリーミング処理
 Kinesis Firehose ストリーミングデータをS3、Redshiftにロードするためのサービス

 Kinesis Analytics SQLによりストリーミングデータの時系列分析を可能とするサービス

 組み合わせて、リアルタイムな時系列分析システムを構築可能

巨大なデータをクラウドへ移行
 Import/Export Snowball 1セットあたり50TBの容量

セキュリティ
 WAF
 AWS Config Rules AWSリソースの構成管理
          構成変更において、ルールにのっとっているかを確認
 AWS Inspector 自動化された

コンピューティング処理
 仮想サーバ単位のアップデート X1 Instance Introducing X1
                t2.nano
 コンテナ単位の処理 EC2 Container Service Registry
           Docker registryのマネージ土サービス
           EC2 CLI
 関数単位の処理 Lambda Update python2.7のサポート
                バージョニングとエイリアス
                VPC Support
                タイムアウト時間の延長
                Scheduled Events

Mobileに関する
 Cognito ユーザ認証機構
 SNSユーザのメッセージ
 
 Mobile Hub ウィザード形式で選択して、コードの自動生成が可能

IoT
 Device Gateway 軽量なプロトコルを用いつつ、セキュリティを確保した通信の実現
 Rules デバイスからのメッセージをルールに基づいて処理
 Shadow デバイスに対してもコミュニケーションを容易にするためのサービス
 Device SDK

来年のre:Inventは2016/11/29-12/2


●クラスメソッド 大栗さん
keynote以外のアップデートのこと、時々でいいから……思い出して下さい

SBS IoTの物理デバイスでアーキテクチャも公開された珍しいサービス
 Simple Beer Service
 リアルタイムで流量を測定する

aws marketplacecommerceanalytics
 CLI 1.8.11で使用可能
 ビジネス情報をオンデマンドで取得できる
 サブコマンドはgenerate-data-serのみで、S3バケットにCSVとしてデータ出力

EC2 Spot Blocks
 Spotインスタンスの新しい入札方法
 価格変動による影響を受けずに起動し続けられる
 スポットなのに起動時間が担保されるので、今まで適用が難しかったバッチ等にSpotインスタンスが適用できるようになる

Amazon RDS for PostgreSQL
 OS metrics CloudWatchで取得できるデータは限られているが、OSレベルのメトリクスを多数取得できる。リリース時期は不明

Amazon EBS
 事前ウォーミング不要 新規でボリュームを作成した時にはアタッチしてマウントすればすぐに使用できます。作成直後でもパフォーマンスが出ます。
            スナップショットからリストアするときは読み込みをした方が速いようです。

EC2 Runコマンド
 AnsibleやChefのようにリモートで管理を行う機能です。事前に定義したアクションやスクリプトをEC2で実行できます。
 SSM(Simple System manager)の機能拡張版のようなものと想像

Amazon Aurora
 暗号化 暗号化がサポートされる予定。AWS KMSを使った鍵管理

AWS Config
 サポートするリソースタイプ IAMとEC2 Dedicated HostsがAWS Configに対応するので、Config Ruleを利用してIAMの統制がとれる


●クラスメソッド 諏訪さん
Mobile Hubで構築するクラウドネイティブモバイルアーキテクチャ

モバイルアプリ開発に求められるもの
 スケール可能なアーキテクチャ
 高品質、良いUX
 容易な開発

クラウドネイティブとは
 クラウドで提供されているサービスを利用することを前提
 1から全てを作りこんでいくのではなく、効率的かつ簡単に
 開発者は構築するシステム、アプリケーションの中身の開発に注力

AWS Mobile Hub
 モバイルアプリの構築、テスト、モニタリングのプロセスを簡潔にするためのサービス
 サービスのインテグレーションや構成などといったアプリ開発者

 機能 ユーザサインイン、プッシュ通知、アプリのコンテンツ配信、ユーザデータストレージ、アプリ分析、クラウドロジック、アプリのテスト
  →クリックのみで構築可能

 ユーザサインイン ユーザの認証機能

 プッシュ通知 iOS、Androidに対するプッシュ通知機能を提供

 アプリのコンテンツ配信 アプリのコンテンツ配信機能を提供
             S3,CloudFrontを利用した配信が可能

 ユーザデータストレージ ユーザデータを保存・同期する機能を提供

 アプリ分析 アプリの使用状況や収益化のメトリクスなどを収集、測定、分析する機能を提供

 クラウドロジック サーバーレスで構築したモバイルバックエンドを提供

 アプリのテスト アプリのテストをクラウドで実施できる機能を提供
         Device Farm


アプリのソースコードのビルド
 利用した機能に必要な実装コードがダウンロード可能
 最新SDKで動作するソースコード

リソースの確認
 プロビジョニングした各種リソースが確認可能


●クラスメソッド 清野さん
re:Invent現地でAWS IoT系のセッションを全部受けた男が説明するAWS IoT

AWS IoT
 デバイス以外のバックエンドの仕組みをAWSでサポート

Registry IoTデバイスにIDをふって管理する

認証、暗号化がしっかりしている(IAMと紐づけられる)

Rule Engine Topicに対して、どのような処理をするかを定義する

Device Shadow 物理的なデバイスの状態をバーチャルな状態で保持する
        物理デバイスがオンラインに戻った際にSyncする

Amazon Dashボタン ボタンを押すことで特定の処理をさせる


●クラスメソッド 森永さん
re:Inventで発表された新サービス「Config Rules」の可能性

Configとは
 リソースの設定値を記録
 変更の履歴も記録
 タイムラインで設定変更の経緯を見れる
 変更時にSNSを使って通知


ECS EBS VPC CloudTrailに対応
今後IAM、EC2 Dedicated Hostsが対応予定

設定ミスがあった場合
 設定値を確認
 設定ミスを確認
 設定を修正
 設定が正しいか確認
 
設定値がルールにのっとっていない場合、自動で検知、修正ができる

AWSのガイドラインをドキュメントではなく、コードで定義できる


●クラスメソッド 大瀧さん
re:Inventで刷新されたKinesisファミリー概説

Kinesisアップデート
 Stream
 Firehose
 Analytics

スシローで利用されている

Firehoseは使いやすい
Streamはカスタマイズする場合に使う

FirehoseとStreamのAPIに互換性はない


●ソラコム 安川さん
SORACOMとAWSでフルマネージド

IoT モノのインターネット

モノ - インターネット - クラウド
  インターネット接続?
  電力消費?
  セキュリティ?
  端末管理?
               解析技術 可視化

IoTとインターネットとの接続について
 有線LANは場所の制約
 無線LANはセキュリティ難
 モバイル通信がいいけど、人向けしかない
 
SORACOM Air
 IoT向けのSIM

MVNOの部分をクラウドで行っている

いつでも必要なだけIoT通信が使える


セキュリティについて
Device Managementサーバのスケーラビリティと運用コスト

SORACOM Beam
 SORACOMで暗号化して、サーバに届ける
 プロトコル変換
 SIMのID付加
 接続先の切り替え

 デバイスの負荷をクラウドで肩代わり