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中島義道 「悪について」という本を読んだ。




この人の本は結構難しそうだけど

考えてる事が面白くてわりと読みやすいと思ってたら

読みにくかった・・・・ヾ(´ε`*)ゝ


この人の専門らしい「カント倫理学」についての話。

難しそうでしょ?最初の方だけ読んでやめちゃいました (ノ∀`*)



こういうとこに共感!!
  
カント倫理学の「善」をめぐる議論のすべては、

まっすぐこうした善人たちの批判に向かっている。

「道徳的善さとは何か?」というカントの問いは、

善人たちが日々実践している

外形的に善い行為=適法的行為における「適法性」が

そのまま道徳性ではない、という1点に絞られている。

カント倫理学は、初めから非適法的行為を

排除して適法的行為から出発し、

あらゆる適法的行為のうちでさらに

「道徳性」を満たすものは何か、

というかたちで議論が進んでいるのである。



をふまえて・・・

ここに共感


カントが心から憎んだこと、

それは外形的に善い好意(適法的行為)を実現しながら、

心のうちには動機として道徳法則に対する尊敬ではなく

自己愛が渦巻いている事である。

それは、―――外形的に悪い好意(非適法的行為)なら、

直ちに顔をそむける事ができるが―――

道徳的に善い好意と外形的に区別がつかないからこそ、

その奥に立ち込める臭気が耐えがたいのである。


良い行いが相手への気持ちからのものでなく、

「こんな親切な私って優しいよね♡ そういう目で見て見て♡」

って最悪。いかんよね。


あと、「言ってることは正しいけど

お前にそれを言う資格はないよ!」ってのも

俺はすごく気になるのよなー

名付けて「たなあげちゃん」  (´,_ゝ`)プッ



言ってることはまともだから、

なかなかそこに気付かなかったりするので

注意が必要だ!




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こういう本も図書館にある!

ささっと紹介してる本なので

奥深さがなくいまひとつでしたー


ちなみにこの溝口敦さんの書いた

細木○子さんの記事(週刊現代)で

細木さんが訴えた裁判(多分名誉毀損)が始まるぞ!

注目だなー