
『ブランド中毒にされる子どもたち
~「一生の顧客」を作り出す企業の新戦略~』
という本を読みました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334961762/qid=1138832915/sr=1-2/ref=sr_1_10_2/250-4254883-4170624
うーん、ドキっとするタイトルじゃないですか?
(ちなみに買って読んだのではなく図書館で借りました。
タダって素晴らしい♪ビバ図書館!
ちょっとでも興味のある本はドンドン借りましょうΨ(`∀´)Ψ
ちなみに返すの遅れましたil||li _| ̄|○ il||li)
内容ですが、最初は「巧妙化するブランド戦略」
マーケティング的にリサーチし、ネット・映画・ゲーム等の
媒体を利用し、ブランド戦略を推進している事実について
次に「自己のブランド化」
美容整形・拒食肯定を通して自分をブランド化しようとする
悲惨な子供の姿について
最後に「脱ブランド運動」
脱ブランドを目指す子供の主張・活動について
目次を抜粋すると
「教科書にオレオクッキー、数学の問題にナイキのロゴ」
「顧客は若いうちに捕まえろ」
「徹底的にリサーチされる子供たち」
「『セクシー』を子供に売る」
「バドワイザーの大看板をかすめるスパイダーマン」
「バナナにはドール社のシールつき」
なんて感じです。だいたい中身は想像できるのではないでしょうか?
「オシャレ」「個性」「ブランド」「企業のマーケティング戦略」
ということについて考えさせられるなかなか面白い本でした。
こういうことは、1人1人が考えれば良いことだとは思うのですが、
あまり考えられてもいないことだったら、
ちょっと困ったことだとも思いますね。
タイトルロゴや、男性の目が隠れているのが上手く内容の
恐怖感を伝えていると思います。