
くだらな王は言葉の響きや、
持つイメージがかなり気になるほうです。
意識し始めたのは笑っていいともの、
さんまとタモリの会話からだと思う。
さんまが「チーターは名前からして動きが速そうだし
なまけものは名前からして動きが遅そうだ」と言ったが
タモリは「それは言い方のせいでチーーターー(←ゆっくり言う)、
なまけものっ!(←速く言う)と言えばイメージは逆になる」と否定した。
俺はその話は、さんま肯定派だった。
その時以来、何となく言葉の持つイメージが気になっていた。
そして、ご存知の人もいると思うが、
少し前に「怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか」 新潮新書
という本が出た。http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/tg/detail/-/books/4106100789/reviews/ref=ed_er_dp_1_1/250-3812057-1467429
筆者は例えばこんなことを言うのである。
有田哲平という名前を口にすると彼の頭をぽんと叩くイメージがする。
「インスパイア ザ ネクスト」という日立の企業コピーを聞くと、
パッとフラッシュする光のイメージがする。
俺はすごくわかる!共感した!
あ、あれは感動した!か。純ちゃんか。
例えば思うんだが、「バレンシア」オレンジ、「トロピカル」フルーツ
というのは美味しそうなイメージを喚起させないっすか?
「ドロネグロ」オレンジや「ウンダロゲ」フルーツは食べたくないよーいどん。
あと、発音の面白い言葉は使いたくなる。
すっとこどっこい しっちゃかめっちゃか キテレツ・・・
思い出したらまた書いてみます。
言葉が気になるくだらな王でした。
最後に少し。
サマンサタバサやアバクロンビー&フィッチというのは
やっぱりおもしろやおしゃれを意識していると思う。
言いたくなる語感である。
暴走族を珍走団と呼ぼうと2ちゃんねるにスレが立つことがあるが、
確かに珍走団にすれば暴走族は嫌がり、
効果覿面だと思う。
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てきめんを変換したらこうなった。初めて知った!感動はしないっ!