
先日、マクンを病院に連れて行ったときに獣医さんから聞いた話。
マダニを媒体とした感染症である
重症熱性血小板減少症候群
が日本でも確認され、死亡例もあるとのこと。
これはマダニに咬まれることで感染し、
主な症状は発熱と消化器障害。
2011年に確認されたばかりの感染症なので
まだ知らない人も多いけど、犬猫だけでなく
人間も感染し、死亡者も出てる。
小さなコナダニと違って、3ミリから1センチほどと
比較的大きいけど、蚊と違うから咬まれても気づかないこともある。
南のほうから感染者が広がっているらしく
まだ関東ではわからないけど、暖かくなって来れば
感染域は広がるのではないかとのことだった。
我が家の場合、夫も私も山歩きなどしないから安全かと思っていたら
とんでもない。
マクンはよく庭で遊ぶ。
そして、庭を囲った柵のすぐ外をタヌキやアナグマが歩く。
アナグマがマダニを落としてそれがマクンに
そして人へと感染しないとも限らない。
マダニ媒介のこの病気はネコだろうが人だろうが関係ない。
もちろん夏場はノミ対策で「フロントライン」とかはしてるけど
冬場は全然していなかった。
フロントラインなんかの薬剤はノミだけでなく、マダニにも効くから
一年中ずっとやったほうがいいって。
マクンはほかの猫とも接触しないからと安易に考えていた。
実際、ノミがつくこともなかったしね。
嫌がるマクンをとっ捕まえて、さっそく塗布した。
これからはカレンダーにつけて、しっかり管理する。