
広告代理店勤務の桜井は、帰途、すれ違いざまにぶつかって仕事の資料をダメにされたことから、美大生・水川蓉一と知り合う。蓉一は一回りほども年が上の桜井に対して、ひたすら無愛想で素っ気ない態度をとってくる。
「俺は彼のことが苦手だ」――そう思う桜井だったが、日頃の疲労のせいで倒れてしまったとき、蓉一のいとこ・菖太に助けられた縁で、たびたび蓉一の下宿を訪れることになる。
徐々に惹かれていく蓉一と桜井だったが、桜井の大阪転勤の話がもちあがり、二人の関係はこれからどうなっていくのか――。
「俺は彼のことが苦手だ」――そう思う桜井だったが、日頃の疲労のせいで倒れてしまったとき、蓉一のいとこ・菖太に助けられた縁で、たびたび蓉一の下宿を訪れることになる。
徐々に惹かれていく蓉一と桜井だったが、桜井の大阪転勤の話がもちあがり、二人の関係はこれからどうなっていくのか――。
友達が「日高ショーコは私の神よ」と言ってたから興味はあったんだけど
今までちゃんと読んだことがなかった。
日高さんって今大ブレイク中で、「憂鬱な朝」の小冊子付限定版なんか
ヤフオクで2000円近くになってる。
商業誌でこれはビックリのお値段。
どおりでブックオフなんかでは、本見ないはずだわ。
それが、たまたまはいったブックオフで見つけたのよ。
4冊揃ってるところを。
そんでこれまた、「憂鬱な朝」見つけたら買っといてと言っていた
別の友人に知らせたら「すぐ買って」とのことだったので、350円ゲット。
こちらの「花は咲くか」のほうもネットで4冊揃いで2000円とか、
だらけでも1冊550円売りだとか・・・・・
いっそ新品で揃えたほうがいいんじゃない? ってほどの人気ぶり。
で、肝心の中身は…・ 「大人気も納得」
久しぶりに熱中して一気に読んじゃった。
すごく出来のいいドラマを見た気分。
ボーイズラブとか何とかより、主人公蓉一(受)が成長していくさまが
すごく丁寧に描かれている。
最初は「なんだこの無礼な若者は」と思ったんだけど、読み進むうちに
いろいろ納得して、共感して、なんか途中から親戚のおばさん気分で見守ってしまった。
とりまくサブキャラも、若者からおじさんまで一人一人魅力的。
攻めの桜井とは年の差カップルってことになるんだけど、
おじさんの微妙な臆病さとか(笑)・・・・・うまいわ~。
BLファンの大半は読んでるだろうから、今更感想を書くより、希望を書こう。
早く5巻が読みたい!!