雪路凹子 「皇帝と盗賊」神楽日夏著 | はすののブログ

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拉致された皇帝シエラは、両性具有である体を晒されたあげく、館に幽閉されていた。
守護者であるはずの神の助けもない。
だが神の代わりに、館を襲撃した双子の盗賊ラドとエドに助けられる。
権力ではなくシエラ自身を望まれ、二人がかりで愛されて知った悦楽と人の温もり。
やがてシエラは、二人を従えて帰還し──!







この皇帝と言うのは、金色の双眸を持ち
神の姿を見、神の声を聞くことができ、
政治とは無関係な存在。



そして、神々と言うのが
「パーシージャクソンとオリンポスの神々」のように、結構俗物。

思いっきりファンタジーなので、そのつもりで読めば、面白い。
設定もいいんだけど、ちょっとページ数が少なくて、説明が多かったのが残念。

両性具有に3P、2本差しと、やってることはやってるんだけど、
正直あまりエロくないし、ファンタジー苦手な人は手を出さない方がいい。

これ、シリーズにした方が面白いかも。

でも、内容より何より、この作品に一番の良さはイラスト。

久々にはまりそうなレーターさんに出会った。

雪路凹子(ゆきみちおうじ)


どうもBLの挿絵はこれが初めてらしい。

ちょっとまつ毛盛りすぎの感もあるけど、とても麗しい。
イラストに躍動感もあるし、線も綺麗。
モフモフ動物も、とてもうまい。

サイトは見当たらないけど、ツイッターで、画像をアップしている。

同人誌活動はBLではやってない模様。
まだまだ活動としては少ないので、これからが楽しみ。