川原泉 「コメットさんにも華がある」 | はすののブログ

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最近BLの読書量が減っている分
普通の本を結構読んでいる。

「コメットさんにも華がある」は
短編集で「レナード現象には理由がある」の
リンク作品。

最近まで出てるの知らなくて
こないだブックオフで見つけた。

以前は「花とゆめ」で連載持って
いっぱい本を出してくれてたんだけど
最近はペースが遅すぎてついつい見逃がす。

しかもコミックスサイズじゃなくて、
A5サイズなので新刊コーナーでも
ついついスルーしてしまう。

というわけで、本当に最近読んだんだけど
やっぱり面白いわー。


時代の流れのせいか収録作「その理屈には無理がある」は、3%くらいBL風味。
「魔性の美少年」と背格好も名前も同じことから親友になった女の子が
ひょんなことから「魔性・・」と間違われて、うっかり生徒会長と仲良くなってしまう。
そしてお決まりのどたばた~~(笑)

うっかり流されて~、成り行きで~  みたいな話が多くて、どれも笑える。

コメディ漫画っていっぱいあるけど、本当に読んで吹いてしまう本は少ない。
私は「動物のお医者さん」の佐々木倫子とこの川原泉ぐらい。

軽いタッチで風刺を織り交ぜ、でも「人間無理は良くないよー」って感じで
ゆるゆるしたお話は、笑えて、ちょっとホロっとして、癒される。

最近寡作なんだけど、書いてくれるだけでもありがたい。
昔の作品も読み返したくなってきた。

仕舞い込んであるからちょいと大変なんだけどね。