「俺と部下の恋の先」 ナナメグリ

部下の高梨と付き合い始めたゲイの徳永。

それから半年。
ノンケの男、しかも人生初めてのお付き合いにいつも以上にツンデレ爆発の徳永だったが、次第に高梨の大切さを痛感するようになる。
そんなある日、高梨の異動の話が持ち上がり…!?
「俺と上司の恋の話」の続編が大量描き下ろしをひっさげ登場!!
不器用なリーマン二人の恋の行方は…!?

ナナメグリさん３冊目。

前回くっついたリーマン２人のその後。

つきあって半年、初めての部下が、初めての彼氏で、初めてのお付き合いという

かなりかわいらしいカップル。

というか、この上司がとっても可愛い。

理解ある会社で、公認カップルとして毎日を過ごしていたけど、

部下が営業部に異動になった。

初めての対外部署で、なかなか成績が上がらず苦労しているのを

見ているしかできない上司(受け)君。

しかも新規でつかもうとした取引先が「担当者がゲイである」ということを理由に契約不成立。

まあ、いまどきそんな理由で医薬を切る会社はあり得ないと思うけど、そこはお約束の

「俺がいるせいであいつが不幸に」とネガティブ思考まっしぐら。

どこといって目新しい展開はないけど、なんか全体的に「優しい」雰囲気が流れる。

とっても読みやすくて、なんかほのぼの～～～。

H度は低いけど、むしろ「何もこのページ数で無理やり突っ込まんでも」

と、邪魔な時もあるので、こんなほのぼの話ならなくてもいいくらい。

やっぱりこの作家さんと私はツボが同じなんだなあ。