以前から行こうと思いながら、

「一般車両立ち入り禁止」の
看板に阻まれて行くことができなかったカフェ。
従姉妹の母が上京したので、思い切って
従姉妹とその母、私の3人で行ってみた。
このカフェは、空港敷地内にあって、
道路からは全く見えないので、
非常に分かりづらい。
私たちも車を空港の駐車場に止めてから
捜したくらい。
結局「立ち入り禁止」看板をスルーして敷地内の最奥にあった。
目の前に無料駐車場有。
中は広く席と席の間がゆったり取ってあり、しかも滑走路の真横という好立地。


1時半頃だというのに
店内は半分以上埋まっていたけど、幸い私たちは窓際に座れた。
でも、その席が空いてるわけが分かったよ。

日当たりが良すぎて暑いくらい。
でも、飛行機は良く見える。
オムライスやチキンカツ、ロコモコを注文。
ランチセットだと飲み物付いて880円ととってもリーズナブル。
なんたって、すごいボリュームのうえ、お味も文句なし。
食事の合間に、大島や新島に飛ぶ飛行機の離陸シーンも見られる。

短い距離で舞い上がるからスピード感があって
気持ちいい。
スカーッと広い滑走路の向こうには
味の素スタジアムも見えて、すっごい解放感。
このセスナは20人乗りくらい。
夏はいつも満席で、早いうちに予約が必要。
そしてお食事を楽しんだら、併設されている格納庫で飛行機見学。
この格納庫のシャッターの向こうはもう滑走路。

こちらの飛行機は
1963年製で
かなりの年代ものながら
りっぱに現役でまだまだ
空を飛べるんだそうな。
2人乗りなんだけど
操縦席はとても狭くて
一応外人サイズらしいが
私だと1人で満員かも。

これが飛行機のロゴ

そして、陳列されているぴかぴかの飛行機達・・・の一部。



驚いたことに、これらはすべて売り物の飛行機
しかも店の中にはフライトシュミレーターもあって、免許取得のための教官もいる。
なんでこんなことを知っているかと言うと、
飛行機好きな従姉妹と私がキャッキャ
しながら飛行機を撮りまくっていたら
格納庫の上からダンディなおじさまが
降りてきて、解説をしてくれたから。
なんとその素敵なおじさまは「日本エアロテック」の社長さん。
自家用飛行機の販売や、ライセンス取得のサポートを主にやっていて、
「プロペラカフェ」はもともと飛行機のオーナーさんや社員のための「社員食堂」だったんだって。
どうりで、ボリュームたっぷりなのにお安かったわけだ。
実は自家製のスイーツもかなりおいしそうだったんだ。
というわけで、ダンディなロマンスグレイ社長の解説付きで、たっぷりと飛行機を満喫。
ここだけで、しっかり観光した気分になった。
ちなみに調布飛行場の飛行機乗り場は、ここからちょっと離れた管制塔のあたり。
今は倉庫みたいな建物らしいけど、今月末に空港ビルが完成する。
しばらくは観光客でいっぱいになる予感。
でも、新空港ビルが完成したら従姉妹と一緒に絶対見に行く。
プロペラカフェのほうは私も従姉妹もすっかり気に入ってしまって常連になってしまいそう。
ちなみに写真の一部は、従姉妹が買ったばかりの一眼レフで撮ったものもあり。
今回は逢うことができなかったけど、カフェの入り口には「たまHOUSE」ってのがあって
カフェの看板にゃんこがいるらしい。
広い敷地を自由にお散歩しているらしいから、いつ会えるかわからないけど
それもまた楽しみだ。