
こんなすごい作家さんを今まで知らなかったなんて
なんて損をしてたんだ!!
と、思ったね。
ふるったちゃんが、「すっごく良いから」と貸してくれた
「いつき朔夜」
先に「溺れる人魚」貸してもらったら、それが凄く良くて
残りを追加で貸してもらったの。
もう一気読み!!
ホームラン、佐々木、北畠と、私の好きな絵師さんも
いるんだけど、なぜか手に取ったことがなかった
Dプラス文庫。
勧められなければ自分から手に取ることはなかったろうから
ヘタするとずっと知らないままの作家さんになってたかも。
なんてもったいない!!
着眼点が素晴らしいし、展開に無理がないし、
いろんなことをじっくり調べてきちんと消化して書いてるから、きっちり伝わる。
ありがちな「本当は好かれてるのに気付かないで誤解して、ウジウジ」
みたいなイラッとする設定もなし。
「釘師」や「騎手」といった、ちょっとBLではいなかったような人物が出てくるのも面白い。
作中のエピソードも、今までなかったようなパターンで、
次は何が起こるのかドキドキ感とか、ワクワク感がある。
この感じは久しぶりだ~。
「八月の略奪者」なんか私の大嫌いな高校生攻め×大人受けなのに
全然気にならずにすらすら読めちゃった。
またこの高校生が素敵な大人になるんだよー。
「ウミノツキ」はウルウルきてしまったし、とにかく外れなし!!
あと「スケルトンハート」「つながりたい」「おまえにUターン」
が未読なんだけど、ふるったちゃん情報によるとそれも凄くイイらしい。
最近これほど一気に読んだことはないし、まだまだ読みたいと思える作家さん。
これは新刊買いリスト入りだな。
これから出るたびにチェックしなきゃ。
BLにこだわらずに書いても、きっと面白いものが書けると思う作家さん。
あ、ご本人は福岡のお方で、ご当地BLが多い。
方言でBLってのもなかなか良いものだった。
ふるったちゃん、いい人紹介してくれてありがとう。
これからが楽しみ。