というからには、当然マクンの事ではありません。
マクンは男の子だから、子宮なんかない。
入院・手術となったのは、おばの家のアメリカンショートヘア ↑ の女の子
今年の初めから、まるで発情期の最中のような状態が続いてた。
もちろん避妊手術をしているのだから、子宮も卵巣も無いし発情など来ないはず。
ただ、稀に脳が錯覚を起こして、発情に近い状態を起こす事があるらしいと聞いてたから
もしかしてそれなのかあと、おば達は思っていたようだ。
とはいえ、余りにもその状態が長引いているので、一度獣医さんに連れて行こうかと言ってたところ
ニャン子の排泄物に血膿が混ざっているのを発見。
そこで獣医さんに連れて行って判明したこと。
子宮が残ってた!!
おば達は 手術ミス!? と一瞬驚いたらしいが、
長くかかっていてとても信頼できるお医者さんなので、ありえないと思ったそうだ。
その避妊手術をした獣医さんは、現在80歳を超えて引退されている。
実は、昔の獣医さんが避妊手術を行うとこういう事があるそうだ。
現在は、子宮も卵巣もとってしまうけど、昔はいわゆる 「縛る」 手術をしたらしい。
具体的にはどのあたりを縛るのかわかんないけど、卵管のあたりかなあ。
猫の体に負担がかからないのと、もし子供を生ませたくなればそれも可能だとか。
今回は何かの拍子で (猫の体質にもよるらしい) 炎症を起こして
子宮膿胞種 (詳しくはわからない)とやらになってしまったということだ。
水やら膿やらが、ニャンコのちっちゃな身体からびっくりするくらいたくさん出てきて、
結局、今度こそ子宮も卵巣も全部とられてしまった。
もしかしたら腎臓にも障害が出ているかも知れないということで、経過観察中。
当のニャンコは傷口を舐めないように と 着けられたエリザベスカラーにご不満らしいが、
体調自体はいたってよろしいようで、まずは一安心。
おば宅の玄関に置かれたキャットタワーの中から、写真のようにお出迎えしてくれるニャンコ。
マクンと違って、優しくしてくれる人間しか知らないので、お客様好きのおっとりニャンコなの。
避妊手術をしたはずなのに発情しているニャンコがいたら
もしかしたら、子宮がまだ残っているかも知れないね。
ちょっと驚いた出来事でした。