蓮川愛さんのイラストに惹かれて「トラップシリーズ」を買ったのが始まり。
一押しは「挑発トラップ」「束縛トラップ」どちらも大人のお話。
「挑発」は 弁護士×大学生 受ちゃんのプチ女王ぶりと意地っ張りぶりがいい。
「束縛」は 青年実業家×バーテンダー 徐々にほだされていく受ゃんがみものです。
一応トラップシリーズはリンク作品だけど、そのほかは学園もの。
一番人気は中村春菊とコラボった「純情ロマンチカ」リンク作品。
「春菊ロマンチカ」の攻氏が書いた作品という設定で、試みとしては面白い。
が、私としては、学園物や、コメディ色が強すぎるようなものは得意ではないので、
読みはしたけどすぐにオフ行きでした。
とはいえ、文章はしっかりしているし、テーマもそれほど重くない。
BLとはこんなもの、というお手本のような作品ばかりなので、とても読みやすい。
新刊で作者買いとまでは行かないけれど、安心して読める作家さんです。
小冊子が今日届いたのだけど、大きいほうはイラスト集だった。
フルカラーのカバーイラスト集なのでお好きな方にはいいかも。
私は基本的に「読めないもの」には興味ないので、ショートストーリーに期待していたのだけど、
「不機嫌なダーリン」と「官能小説家」の番外でした。
メモパッドかと思ったら、32ページのプチプチ小冊子だった。
欲を言えば、「挑発」「束縛」の番外が読みたかったな。
でも「官能小説家」もなかなかよいお話でした。挿絵は蓮川さんだし。
ストーリー目当ての私としては600円は微妙だけど、
フルカラーイラストつきでの値段だと思えば結構お得か。