【藤崎都】 小冊子きた | はすののブログ

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藤崎都★★★☆☆

蓮川愛さんのイラストに惹かれて「トラップシリーズ」を買ったのが始まり。

一押しは「挑発トラップ」「束縛トラップ」どちらも大人のお話。

「挑発」は 弁護士×大学生 受ちゃんのプチ女王ぶりと意地っ張りぶりがいい。

「束縛」は 青年実業家×バーテンダー 徐々にほだされていく受ゃんがみものです。

一応トラップシリーズはリンク作品だけど、そのほかは学園もの。


一番人気は中村春菊とコラボった「純情ロマンチカ」リンク作品。

「春菊ロマンチカ」の攻氏が書いた作品という設定で、試みとしては面白い。

が、私としては、学園物や、コメディ色が強すぎるようなものは得意ではないので、

読みはしたけどすぐにオフ行きでした。

とはいえ、文章はしっかりしているし、テーマもそれほど重くない。

BLとはこんなもの、というお手本のような作品ばかりなので、とても読みやすい。

新刊で作者買いとまでは行かないけれど、安心して読める作家さんです。




小冊子が今日届いたのだけど、大きいほうはイラスト集だった。

フルカラーのカバーイラスト集なのでお好きな方にはいいかも。

私は基本的に「読めないもの」には興味ないので、ショートストーリーに期待していたのだけど、

「不機嫌なダーリン」と「官能小説家」の番外でした。

メモパッドかと思ったら、32ページのプチプチ小冊子だった。


欲を言えば、「挑発」「束縛」の番外が読みたかったな。

でも「官能小説家」もなかなかよいお話でした。挿絵は蓮川さんだし。



ストーリー目当ての私としては600円は微妙だけど、

フルカラーイラストつきでの値段だと思えば結構お得か。