崎谷はるひ 冬乃郁也
本日買ってきたばかりの2冊。コンビで読んだの。
本当は、風邪もなかなか良くならないし、読んだら寝ようと思っていたのに・・・・
書かずにいられない作品だった!!
表紙の攻様お二人は叔父と甥になります。
コミックは、大学生同士で「ここまでこじれなくても…」という気もするけど、いい感じです。
ここに出てくる先輩が次回の攻め様のようです。
こっちはいいの。まだ若いから色々練れてないし、張らなくていい意地を張るのもわかる。
性格的にはどちらもひねくれてはいないから分かりやすいし、受の明石君も好み。
思わず書きたくなったのは文庫のほう。
弁護士攻様とその庇護下で同居中である、遠縁の高校生受君との年の差物
「究極の花嫁育て」で、紫の上を育てた光源氏の上をいくほどのパワー。
話としてはもう大好物。攻様にメチャメチャ甘やかされる受君という激ラブ・・・なんだけど
攻様 怖い … 怖すぎる。
いや、後書きに「ホラー」とか「怖い」とか書いてあったけど「BLだしねえ…」と思ったら
甘かったよーーー!!! マジ怖い!!
そういえば崎谷さんってちょっと危ない人を書くときって思い切り筆がのるお方でした。
もう、その執着っぷりというか、粘着っぷりというか、周到ぶりというか …
2歳の頃から受君の未来はばっちり決まっていたのでした。
じわじわと囲い込まれて気づけばすっかり逃げられない状態。
でも受君だけが気づいてなくて・・・ジタバタジタバタ
この話ではね、受君は本当に可愛いだけでいいの。
最大の見所は後書きにもあるとおり
男前で、社会的地位もお金も愛情もたっぷりある、まさに王道中の王道ともいえる攻様の
強烈なダークっぷりです。
特に最初に受君を抱くところからその翌朝にいたっては・・・・・サイコホラーかと思いましたわ。
でもね、読んでいるうちに、その怖さが快感になります。
感想は別れるだろうけど、私はメチャメチャ好きです!
これ小冊子企画になります。「ウラコイ」忘れないように応募しよう。
ばっちり眼が覚めちゃったよ・・・・・