【英田サキ・阿川歌織・秋月こお】 | はすののブログ

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英田サキ★★★★☆

一部でブームを起こした「エス」……BL読まない友人も含めて周囲は総はまり。
でも私は…実は3巻持ってるけどまだ読んでない。
だって4巻の完結で悲しい結末だったりしたら読みたくないんだよー。
毎回人死んでるし……なので感想保留。

それに、私はエスよりも「夜は蘇る」シリーズのほうが好み。
設定は やくざ×元刑事の探偵 年下攻め ある意味お決まりのパターンだけど、実にいい。まあ背景は暗いんだけど、攻の性格で救われてる。
まあ英田作品ってもともと明るくはないからねえ。


阿川歌織★★★☆☆

このPNでは「灼熱の視線」1冊だけ。
ただ、別PN(といわれている)の作品は1.2作読んでみたけど、私にはぬるかった。
で、すぐにオフ行き。実は阿川作品で一番好きなのはノベルズカットされていないの(ノ_・。)
調教をきっちり扱った作品で、私には思いっきりツボだったんだけど……
うーーーん、関連作含めて2作あるからページ数は足りてるだろうけど・・ノベルズにはならないだろうなあ
あれなら間違いなく★5つなんだけどね。


秋月こお★★★★☆

いわずと知れた「富士見シリーズ」小説JUNE初出が92年 w(°o°)w
…リアルタイムで買ってた……JUN創刊号を買った私としてはなじみが深い。
まだボーイズラブという言葉もなかった……「やおい」はあったけど……

94年にルビーで文庫化、以後12年間、順調に巻を重ね、諸々あわせて30冊…以下続刊。これは凄いことだと思う。ある意味バイブル。

最近は半分惰性で買ってるけど、読んでしまえばさすがの上手さ。
ただ、ずーっと悠季君の一人称なのが最近ちょっとつらくなっては来たんだけどね。

しかしさすがにどれを読んでも大体外れは無い。
上手い人は何書いても一味違う。
テンプレートどおり、セオリーどおりにしかかけない人とはやっぱり大きく差がある。
最近は「王朝ロマンセ」シリーズに嵌ってしまった。




読 了

秋月こお 「王朝綺羅星如ロマンセ」

王朝シリーズ最終巻、一気読み!
明治大正ならともかく、平安時代って上手い人でないと面白くない。
下手に手を出して失敗する人のなんと多いこと。
まあ、「なんちゃって平安」にして大成功って例もあるけど。
ただ、××の言い回しとか、ダメな人もいるだろうなあ。

それにしても見事な大団円。オールキャストでまさに綺羅星。
いつもながら、あれこれ事件が起こってどう収めるのかと思ったんだけど
「水戸黄門」のラストなみにすっきりした。
読んで良かったと思える作品でした。このシリーズは秋月作品で一番好き。
本編4冊、外伝3冊、1冊ずつが分厚くて読みでがある。
でも長いとは感じない、スルリと読める。そこが上手さなんだろうなあ。

うーーー、ただ、唯月さんはちょっと苦手なんだ。
可愛い人はかけるんだけど「美しい人」には見えない。ほっぺにやたら斜線は多いし。
なので「女性のように美しい」と書かれても、イラスト見てるとそうは見えない。
おまけに、攻の大アリクイのような首も苦手。

ロマンセのコミックス版はそれなりに面白く読んだから、絵が下手とかいうわけではなくて、もうほんとに私の好みの問題。