こんにちは!

吉祥寺・八王子東西薬局 スタッフの佐々木です。

 

 

 

今回は「ニキビ」に関する漢方でのアプローチについてお話したいと思います♪

 

 

 

 

●「大人ニキビ」は、ホルモンバランスを整えると共に、ストレス対策が鍵です!

 

 

・大人ニキビとは?

 

思春期はホルモン分泌が活発なので、主に「おでこ」や「鼻周辺」といった皮脂分泌の多いTゾーンにニキビが出やすいですが、

 

大人ニキビの多くは、「あごのライン」や「こめかみ」といったUゾーンに出やすくなります。

 

中医学では、それぞれ「腎(生殖・ホルモンバランスの調整)」と「肝(自律神経系)」との関連が深いと考えています。

 

 

 

・大人ニキビの原因

 

あごのラインにニキビができる方は、生理に関するトラブルがある、足腰がだるく体の疲れが取れにくいなどの症状が多く見られます。

 

過労や寝不足、ピルなどのホルモン剤の使用で起こることもあります。

 

逆に、こめかみにニキビができやすい方は、主にストレスが原因で、イライラや落ち込みなどメンタルが不安定になり、眠りが浅い傾向にあります。

 

 

 

・大人ニキビの対策

 

あごのラインにニキビができやすい方には、「腎」を守り熱症状を抑える「瀉火補腎丸」、「腎」と「肺(中医学では皮膚は肺の一部と考えます)」を強化する「八仙丸」などがあります。

 

また、こめかみにニキビができやすい方には、「肝」を守る働きを整える「逍遥顆粒」「加味逍遙散」などもあります。

 

ただし、これらは炎症を抑える力は強くないので、赤みや膿を持つような場合は、「金銀花」や「連翹」「たんぽぽ」「野菊花」などの清熱解毒の働きがある生薬が配合された漢方薬や健康食品を合わせて使います。

 

 

 

・ニキビ跡の対策

 

くすんで黒っぽく色素沈着したニキビ跡がなかなか消えない場合には、皮膚の再生を促すため、皮膚に栄養を与え、古い細胞や老廃物を除去する「毛細血管」の流れを改善することが重要です。

 

活血作用のある「丹参」製剤や、抗酸化作用のある「沙棘(サジー)」オイルなどの健康食品が有効です。

 

 

 

 

当店の漢方相談では、お1人おひとりのお肌の様子や、舌の様子などから体質を見させて頂いた上で、漢方薬や健康食品のご提案はもちろん、食養生などのアドバイスも含めて、根本から症状・体質改善につながるように心がけております。

 

 

ニキビに限らず、お肌のお悩みを抱えていらっしゃったり、何か体調面でご不安のある方は、ぜひお気軽にご相談下さいニコ

 

 

 

※今回の記事は、当薬局代表 猪越英明先生の連載、「健康と良い友だち」2023年5月号記事より引用しています。

 

 

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