こんにちは!

吉祥寺東西薬局 スタッフの佐々木です。

 

 

 

今回は「帯状疱疹を繰り返すが、漢方で予防できるのか?」というご質問に対して、東西薬局代表の猪越英明先生に教えて頂いた内容をシェアさせて頂きます♪

 

 


 

●帯状疱疹を防ぐには「免疫力の維持」が大切!ポイントは「腎精」です。

 

・なぜ再発するのか?

 

帯状疱疹は水ぼうそう(水痘)と同じウイルスが原因で起こります。

 

ほとんどの人は、子供のころに水ぼうそうにかかるわけですが、その際に体内に侵入したウイルスが棲み続け、何らかの原因で免疫力が低下した時に悪さをします。

 

一般的には、体力の低下したお年寄りに再発が多く見られます。

 

 

 

・免疫力の維持のために

 

「気・血・津液(水)」が充実し、バランスよく体内を巡っていることが大切ですが、特に夏場から季節の変り目には「気(いわゆる元気)」が消耗しやすくなります。

 

「気」は主に飲食物から「脾(胃腸)」の働きによって作られるので、この時期は胃腸をいたわり「気」を守ることが重要です。

 

★代表方剤・・・補中丸(補中益気湯)、衛益顆粒(玉屏風散)など

 

 

 

・気・血・津液を支える腎精

 

中医学では「気・血・津液」は「腎」に蓄えられる「腎精」によって支えられていると考えています。

 

免疫力で病気を予防することや、老化をゆるやかにして心身ともに健康に過ごすためには、腎精を守ることが最も大切です。

 

年をとれば誰でも腎精は減りますが、過労やストレス、糖尿病などの生活習慣病、がん(または治療薬)、手術などで腎精の減り方が早まることもあります。

 

体力や免疫力の低下を感じたら、腎精を補う漢方薬を使いましょう。

 

★代表方剤・・・参茸補血丸、腎馬補腎丸、亀鹿仙など

 

 

 

・慢性的な痛みの対策

 

「帯状疱疹後神経痛」といって、発疹などが消えた後も痛みが慢性的に続くことがあります。

 

中医学では、「通じざれば即ち痛む」といい、主に「血」の流れが良くないことが痛みの原因と考えるため、対策として血流(毛細血管の流れ)を良くしておくことが重要です。

 

また、これからの時期は、冷えによる痛みも多く見られるので、血行を良くしながら体を温めることで予防します。

 

★代表方剤・・・冠元顆粒、独歩顆粒など

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

繰り返しやすい帯状疱疹や、帯状疱疹後の神経痛などでお悩みの方は、ぜひ吉祥寺東西薬局までお気軽にご相談下さい♪

 

 

 

 

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