こんにちは!
吉祥寺東西薬局 スタッフの佐々木です。
今回は「頭痛に効く漢方薬について知りたい!」というご要望に対して、東西薬局代表の猪越英明先生に教えて頂いた内容をシェアさせて頂きます♪
●頭痛の原因や痛み方によって薬を使い分けることが大切です!
・お茶配合の「川芎茶調散(せんきゅうちゃちょうさん)」
中国で最も有名な漢方の頭痛薬です。
本来、痛みの原因や痛む場所、痛み方によって薬を選ぶことが大切ですが、川芎茶調散(日本では頂調顆粒)は、頭の様々な部位の痛みに対して効くようバランスよく生薬が配合されています。
鼻詰まりからくる頭痛、目の使い過ぎからくる頭痛、季節の変り目や天気が変わる前などの気圧の変化による頭痛にも効果をもたらします。
(注)一般的な市販の頭痛薬のように痛くなってから飲んで、すぐに効くわけではありません。
「ちょっと痛くなりそうかな」というタイミングで飲むのがポイントです。
胃腸などに負担をかけにくい生薬でできています。
・慢性的な頭痛には「冠元顆粒(かんげんかりゅう)」
慢性的な頭痛の原因は色々ありますが、中医学では「通じざれば即ち痛む(流れが良くないと痛みとなる)」といい、体の隅々まで巡っている「気」「血」の流れが悪くなることが様々な痛みの原因になると考えています。
冠元顆粒は、活血化瘀(血行改善)の代表的な生薬の「丹参(たんじん)」が主薬で、末梢の血管(毛細血管)の流れを改善する効果に優れています。
効能として「頭痛、頭重、肩こり、めまい、動悸」となっていますが、「痛み止め」ではなく、「痛みの予防」を目的としていますので、2~3ヵ月ほど飲んでいるうちに、頭痛を起こす頻度が減ってきたり、痛みの度合いが和らいだりして、頭痛薬を飲まなくてもよくなる方が多いようです。
生理痛にも効果的です!
・頭重には「藿香正気散(かっこうしょうきさん)」
梅雨から夏、残暑の時期にかけて、湿気が高くジメジメしている時に起こりやすいのが「頭重感(頭が重くスッキリしない)」です。お腹の調子も優れないという方も多く見られます。
このような時には「藿香正気散」がオススメです。
胃腸にたまった「湿邪」を取り除き、胃の不快感や便通の改善をしながら、頭重感、体のだるさを改善してくれます。
いかがでしたでしょうか?
頭痛でお悩みの方は、ぜひ吉祥寺東西薬局までお気軽にご相談下さい♪
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