義理実家からお盆に集まるからおいでと声がかかりました。私の娘の障害がわかったのは、ちょうどコロナが始まったころ。そこから集まりは自粛していたので3〜4年振りの開催です。
よって旦那の親戚は娘に障害があることは知りません。
義理父母は聞かれてないのに言う必要もないと思っていると思いますので、特段何も知らせていないと思います。
電話口で「集まるって、無理に決まってるやん。初見の場所でもまだ入れるかどうかわからんくらいやのに、いきなり知らん大人がいたら絶対無理やし。」と。
旦那の母は「悪いけど、あんた(主人)と息子だけでもおいでよ。迎えに言ってあげるし。」と熱心にお誘いの様子。
「考える」と言って電話を切った主人。うなだれてポツリと「母さんは、全然わかってない。障害児を育てる苦労を。わかってるようでわかってない。」とつぶやきました。
母大好きな主人からの一言。
私は養護したかったけど、「うん。そうやで。だれもわからない。私たちの苦しみは私たちしか実感がないんやもん」と答えました。
主人の親が「来て欲しい」のは世間体と、親戚の集まりの潤滑剤として使われてきた主人と私。
私は自分の兄にもBBQをするとき他は呼ばないでほしいと頼んでいます。
「みんなわかってくれるんちゃう?」という何気ない兄の一言に、「6歳の女の子がいきなり裸になりたいと言ったり、オムツからおしっこもらしたり、唾を体に塗りたくっている姿みたらどう思う?ドン引き!でも誰も「引いてます!」って言えないやん。でも「引くの!」私なら唾塗り出したらアウト!私は娘やから受け入れているだけ。」と声を荒げてしまいました。
本当はもう一言、みんな解散したら「大変やね」と憐れまれるんやで。と言いそうになって言い留まった。なんで、こんな娘のことを卑下しないとあかんのかな。娘のことを悪く言う、周りへの配慮もできない自分が嫌になる。
泣くのを悟られないようにして「ごめん。気を使わせたくないから。家族だけが気楽やねん。」と言って、肉を焼いていました。
楽しい気持ちも一気に落ち込みます。
主人の実家には結婚してから嫁として毎年全て顔を出していたし、妊婦の時でもかかさず、乳児がいても泊まりもしていた。主人が酔って寝ていてもきちんと勤めを果たしていた。でも、もう「障害児の母」としての私は無理!
そして、例の「おおばあさん」が暴走することはわかっている。
痴呆になる前からも親戚が来ると張り切り、「私や子供の話ばかりをネタ」にする。「この子は〜」と言う高らかな声にうんざりしていた、スリングをしていたらそれがネタになり、ミルクをあげていたらそれがネタに。はいはいしたら、好き嫌いをしたら、旦那が手伝ったら、全て親戚の話題になる。(うちしか若いのが来ていないので)
それでも年に数回だからいいよ。と言っていた私はもういない。
「こんな子いや。みっともない。と言われた娘と私は留守番しておきます。というかもういくことないから。」
と旦那に追い討ちをかけるように言ってしまったけど、旦那も
「それがいい。俺ももう行きたくない。」と空を仰いでいました。
疲れるのは娘のことだけで結構です。本当。
いつもレモン飲んでます。甘いのは血糖値あげすぎるので甘い飲み物は基本的に飲まないです。でも菓子パン食べたくなる〜。