現実逃避している。

 

参観日の一件から、自分が高校生の頃から大学卒業するまでのことを毎日思い出して、ふと回想する。楽しい時だったのかな。

 

高校生で初めてできた彼氏に浮かれ、部活で必死になって、大学生や社会人で海外旅行もたくさんした。

いつも自分のことで悩んで泣いて、自分の未来には不運が訪れるなんて考えたりすることもなかった。(不運ということ自体娘に失礼ですね。)

 

若くて、時間も体力もあって、老いることも人の目も何も怖くなかった

 

今は

 

人の目が怖い、人を信じるのも怖い、失うのも怖い、得るのも怖い、老いていくのも、何もかも失うなら最初から知らないほうが良かったと思ってしまう。

 

主人や娘や息子にそんなことを考えているなんて悟られたくない。

それは家族に対して失礼な気がして、自分が恥ずかしい。

 

読んだ本で、人は過去の記憶を都合のいいように書き換える。だから大人が子供に「自分の子供の時は〜」と言う時、その記憶は書き換えている可能性が高いという話があった。

 

きっと今、私はとても苦しいから、過去の記憶を書き換えて、その頃の自分に戻りたいと思っている。ただの逃避。

 

毎日、自分の気持ちがわからない。でも、漠然と生きるのは嫌でどうしたらいいだろう。どうしたいんだろう。

 

まだ峠は続くんやなぁ。これよりすごい峠もあるんかなと思うとやっぱり現実逃避したくなる。

 

 

(こういう時に勧誘とかセラピーとか言われると余計に滅入るのでご遠慮ください。)