少し前のお話ですが、
同じお客様でクリーニング後、
黒い服や濃い紫のお洋服の色抜けが立て続けにありました。
よく見ると左側の袖と、右側の肩に色抜けが目立ちます。
化学薬品
(整髪剤・パーマ液・漂白剤・蛍光剤入り洗剤・バッテリー液)
や
金属・排気ガス・照明・日光や雨・汗などにより
衣類が脱色、変色する可能性があるとのこと。
そのお客様は金属の腕時計と、
汗の化学反応で、黒いお洋服は赤く色抜け、
紫のお洋服はピンク色っぽく色抜けしてしまったのです。
左手に時計をして、右の肩を触ったであろう痕跡が、しっかりと残っていました。
汚れの箇所を見てもそうですが、付く場所は、着る人のクセ、習慣や、人間の同線が垣間見れるので、興味深いです
また、たびたび黒いズボンの前ファスナー周辺や、ウエストのベルト金属が当たる部分などが赤く色抜けしているものも全て、汗と金属との化学反応と考えられます。
除菌効果をうたったり、臭いを消す、スプレー式の、
あの商品なども、吹きかけムラで輪ジミになって取れなくなったり、長期保管してしまい、
お洋服を痛めてしまうお客様を沢山見てきています。
コロナ禍だからこそ、今年は特に、お洋服はクリーニングして、しまって頂く事をオススメします♪
当店では全てのアイテムに抗ウィルス加工を取り入れ、
安心して衣替えが出来るお手伝いをさせて頂いています